大阪府環境農林水産総合研究所は6月15日、「夏休みこども体験教室」の開催について発表した。 同研究所の水産技術センター、食とみどり技術センター、環境科学センターのセンターにおいて、小中学生・保護者を対象に関係分野の研究員が講師となり、体験イベントを開催するという。 水産技術センターが開催する「海の教室」では、海洋観測コースと栽培漁業コースに分かれて体験学習後、近隣の河口で地引網体験や干潟観察を行い、大阪湾の環境や水産資源の保全について学習する。 「食とみどりの探検隊」(食とみどり技術センター)では、農業で活躍するさまざまな機械についての学習、農作物の収穫体験、アヒルや牛など家畜の暮らしの見学などが行われる。 「なぎさの楽校」(環境科学センター)では、大阪湾の希少な自然海浜において、磯辺に生息するヤドカリ、カニ、タコなどの生きものの観察、簡単な水質検査や清掃活動を行い、海辺の環境について学習する予定。 参加費はいずれも無料。申込は、ハガキまたはファックス、およびインターネットで受け付ける。インターネット申し込みの場合は、大阪府ホームページ「手続き・催し総合案内(ピピッとネット)」より希望するイベントを検索し、必要事項を入力して送信のこと。◆夏休みこども体験教室【海の教室】(水産技術センター)内容:海洋観測コースと栽培漁業コースに分かれて体験学習後、地引網体験や干潟観察を行い、大阪湾の環境や水産資源の保全について学習する日時:7月17日(日) 午前の部9:30〜12:30/午後の部13:10〜16:10 ※雨天決行会場:水産技術センター(泉南郡岬町多奈川2926-1)対象:小中学生・保護者(海洋観測コースは小学4年生以上)定員:海洋観測コース 28名(各回14名)、栽培漁業コース 60名(各回30名)【食とみどりの探検隊】(食とみどり技術センター)内容:農業で活躍する機械についての学習、農作物の収穫体験、家畜の暮らしの見学などを行う。日時:8月19日(金)13:30〜16:00 ※雨天決行会場:食とみどり技術センター(羽曳野市尺度442)対象:小学生・保護者定員:30組(1組5名まで) 【なぎさの楽校】(環境科学センター)内容:大阪湾の希少な自然海浜において、磯辺に生息する生きものの観察、簡単な水質検査や清掃活動を行い、海辺の環境について学習する。日時:8月1日(月)13:00〜15:00 ※雨天時は2日(火)に順延会場:小島自然海浜保全地区(泉南郡岬町)対象:小中学生・保護者定員:80名※いずれも参加は無料