【中学受験】灘中で合格発表、合格者216名…平均点は上昇

 灘中学校は1月16日、平成24年度の入学試験における人数・倍率や各教科の平均点などをまとめた資料をホームページに公開した。今回の受験者数は606人で、合格者数は216人となり、実質倍率2.81倍だった。

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 灘中学校は1月16日、平成24年度の入学試験における人数・倍率や各教科の平均点などをまとめた資料をホームページに公開した。

 関西の最難関校である灘中学は、1月14日・15日の2日間にわたり国語、算数、理科の3教科の学科試験が行われ、16日午前に合格発表が行われた。同日ホームページに公開された入試資料には、平成20〜24年度の人数・倍率、各教科の平均点、各科目の最高点、合格者の最高点・最低点が公開されている。

 それによると、今回(平成24年度)の募集人員180人に対する志願者数は616人。受験者数は606人で、合格者数は216人となり、倍率(募集人員に対する志願者数)は3.42倍、実質倍率(合格者数に対する受験者数)は2.81倍となっている。

 各教科の平均点では、受験者の平均と合格者の平均がそれぞれ掲載されており、理科の受験者平均を除くすべての平均点が上昇しており、総点(500点満点)における受験者平均は341.2点、合格者平均点は386.2となっている。

 各科目の最高点は、算数1と算数2、理科について100点満点が記録されている。また合格者の最高点は449点、最低点は362点だった。

 また同ページには、「平成24年度 灘中学校入学試験 志願者及び合格者地域別表」と題し、都道府県ごと(兵庫県内は市ごと)に志願者と合格者の人数がまとめられている。それによると、合格者の数は、大阪府が73人ともっとも多く、次いで神戸市の21人、西宮市の17人、東京都・京都府の16人の順に多くなっている。

 なお、今回の灘中学の入試問題と解答については、四谷大塚がホームページの「2012年度入試 中学入試解答速報」において公開している。同ページの国語の問題および解答を閲覧するには、四谷大塚の「中学入試過去問データベース」に会員登録(無料)する必要がある。
《田崎 恭子》

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