土堂小学校(広島県)が第9回全日本小学校ホームページ大賞に

 損保ジャパンは1月30日、「第9回全日本小学校ホームページ大賞」(J-KIDS大賞2011)「J-KIDS大賞」、「文部科学大臣賞」、「総務大臣賞」、「経済産業大臣賞」の決定について発表した。

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 損保ジャパンは1月30日、「第9回全日本小学校ホームページ大賞」(J-KIDS大賞2011)「J-KIDS大賞」、「文部科学大臣賞」、「総務大臣賞」、「経済産業大臣賞」の決定について発表した。

 「第9回全日本小学校ホームページ大賞」は、ホームページの活性化を通じて、学校と保護者・地域とのより良い関係の構築に寄与するとともに、未来を担う小学生が、主体的・積極的にホームページを使いこなす環境とリテラシーの育成に貢献することを理念として、優れた小学校ホームページを表彰するもの。J-KIDS大賞実行委員会では、約40の公的機関・企業・団体・大学の協力を得て開催してきた。

 選考対象校総数19,598校の中から、9月に都道府県等代表校52校を決定し、その後全国大会において「ベスト8」8校、「デジタルイメージ賞」1校および「グローイングアップ賞」1校の計10校を12月に選出した。

 1月28日に全国大会表彰式を開催し、これら10校の表彰を行なうとともに、さらにその中から「J-KIDS大賞」1校、「文部科学大臣賞」1校、「総務大臣賞」1校および「経済産業大臣賞」1校を選定し表彰した。

 J-KIDS大賞に選ばれたのは、尾道市立土堂小学校(広島県)。FacebookやTwitter等のソーシャル・ネットワーキング・サービスを意欲的に取り入れてホームページと連動するなど新しい試みへの敏速な対応やコンテンツの質・量の充実など、総合的な完成度が高く、小学校内のしっかりした体制が高く評価された。2009年度に続き、2度目の受賞となる。

 文部科学大臣賞は、浜松市立大平台小学校(静岡県)。「児童と職員全員参加の運営体制によるホームページづくり」という姿勢が見えるホームページで、特に児童によるブログが充実しており、子どもたちがホームページ作成を通して、日常生活を文字や画像で残していくことを生活の一部として自然に身につけているという。ホームページを学びの環境として活用していることも高く評価された。

 総務大臣賞の今別町立今別小学校(青森県)は、シンプルな構成の中に緊急時情報等を含む多くの重要な情報が整理されている、わかりやすいホームページ。小学校だけでなく、中学校や地域との連携強化に力をいれたコンテンツを発信していくことで、地域のつながりが深まっていく様子も見て取れるという。

 経済産業大臣賞は長浜市立高月小学校(滋賀県)。「やっぱり、学校は楽しくなくっちゃ!」のキャッチフレーズどおり、楽しい学校生活の様子が伝わってくるホームページで、児童のブログからは子どもたちの素直な感情が伝わってくるという。ホームページで授業の成果を閲覧できるなど、ホームページを通して児童がITに親しみながら楽しく学べる点が評価されている。
《前田 有香》

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