【高校受験2013】中3の夏休み、4分の1の学生が1日平均4時間以上学習…ベネッセ調査

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部活動を引退した時期
  • 部活動を引退した時期
  • 夏休み中の学習内容
  • 夏休み中の学習時間
  • 夏休み中の家庭内での学習時間
  • 夏休み学習の満足度
 ベネッセ教育情報サイトは、同サイトメンバーを対象に中学3年生の夏休み学習に関する調査を行った。調査結果によると、夏休み中でも平均4時間以上勉強している生徒が25.5%ともっとも多く、夏休み中も机に向かう生徒が多いようだ。

 同調査は、高校生の子どもを持つ保護者1,027名を対象に実施したアンケート調査。子どもが中学3年生だったころの夏休み中の平均学習時間や学習内容、学習への取組みなどについて調査結果を発表した。

 興味深い結果が出たのは、部活動の引退時に関する質問だ。運動系の部活動に所属している学生の46%は夏休みに入る前までに、28.1%は夏休み開始後から7月末までに引退している。その一方で、文化系の部活動では、夏休みに入る前に引退した生徒が15.8%にとどまった。また、9月まで運動系部活動を続けた生徒は、6.5%と低かったのに対し、文化系では45%と約半数の生徒が10月以降引退したことが分かった。部活動の引退に関しては、運動系が文化系より早い傾向にあるようだ。

 夏休み中の学習時間に関しては、1日平均4時間以上勉強していた生徒が25.5%ともっとも多く、平均2時間以上勉強した学生が全体の69.2%という結果になった。また、家庭内で学習した時間は、1時間から1時間半未満と答えた19.8%がもっとも多く、夏休み中も家庭以外の環境で勉強している生徒が多いことが明らかになった。

 また、学習内容に関しては、学校の課題を行うと答えた52.3%がもっとも高かったが、48%が塾の夏期講習、46.4%が通塾、32.9%が通信教育と、学校以外の教育機関の活用が目立った。

 夏休み中も学校、塾、通信教育などの課題に取り組んでいる生徒が多い印象を受ける中、保護者の満足度はどうだろうか。子どもの学習状況に対する満足度に関しては、65%が「満足である」と答えたという。満足した理由には、子どもが自分で学習計画を立てたことや、塾の夏期講習にすすんで通うようになったことなどがあげられた。その一方で、不満を感じていた保護者の理由には、「勉強以上に部活に熱心だった」「遊ぶことを優先していた」「塾の宿題以外には勉強をしていなかった」など、受験生としての自覚が保護者の満足度につながるようだ。

 生徒が受験勉強に本腰を入れ始めたと保護者が感じた時期は、「中3の1月以降」が17.2%ともっとも高く、ついで「中3の12月」の15.0%だった。夏休み中には受験生として机に向かってほしい保護者と、冬休みになってから本腰を入れる生徒の意識の差が浮き彫りになった。

 夏休みは、塾の夏期講習や学校説明会などが数多く実際されるため、保護者が子どもの受験を強く意識し始める時期だ。その一方で、部活の引退時期がばらばらであったりと、子どもが受験勉強に集中できる環境が整っていない場合も多い。ベネッセ教育情報サイトは、保護者と受験生の意識の差を埋めるアドバイスとして「早く志望校を決めること」「志望校の説明会に参加すること」などをあげている。

 夏休み中は、学校説明会や見学会など、高校生活に触れる機会を提供している学校が多い。高校の雰囲気を子どもと一緒に味わうことで受験勉強のモチベーションを上げるのもよいかもしれない。受験は保護者と受験者の二人三脚。志望校に合格できるよう、頑張ってほしい。
《湯浅大資》

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