東京都、都立高校重点支援校を発表…2012年度は、府中高校など5校

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 東京都教育委員会は7月30日、都立高校重点支援校の指定について発表した。2012年度は、「青井高校」「大崎高校」「田柄高校」「府中高校」「小平高校」の5校となる。

 重点支援校制度とは、先進的な取組みを行う計画を持ち、高い成果が見込まれる学校や、改善すべき課題を抱えており、早急な立て直しを必要としている学校を重点支援校として指定し、東京都教育委員会が重点的にきめ細かい支援を行う制度で、2003年度から実施している。重点支援校は、自ら策定した「学校経営計画」に基づいて、人的支援や予算等の重点的な支援を3年間受けられる。

 青井高校は、進路未決定者の減少を目指し、25%(2012年)→20%(2013年)→15%(2014年)を目標に掲げる。また、中途退学者の未然防止や入試応募倍率の維持向上などを目標としている。これらの取組みにより、就職率や進学率の向上を期待している。

 大崎高校は、生活指導体制の確立を目指し、遅刻者を4%(2012年)→3%(2013年)→2%(2014年)に減少すること目標に掲げる。また、部活動参加者の増加や中途退学者の減少、授業の満足度向上、進学決定率の増加、学力選抜倍率の増加を目標としている。体づくり鍛練行事やボランティアなどを通じ「心と体」を強化することで、困難にも耐えようとする強い心の育成を期待している。

 田柄高校は、学校の特色を活かした国際性豊かな人材の育成を目指し、国際交流回数を2012年の4回から2014年の7回に増やす目標を掲げる。また、英検準2級以上の合格者増加や漢字検定準2級以上の合格者数増加、進学率の増加などを目標としている。国際交流等を通して、全生徒に国際感覚を育成し、期待される成果として、国際感覚とコミュニケーション能力の向上を挙げている。

 府中高校は、学力の定着と進学実績の向上を目指し、大学進学率を55%(2012年)→58%(2013年)→60%(2014年)に増加させることを目標に掲げる。地域企業を活用したキャリア教育の推進に取組み、生徒の職業観を構築し、進路目標を明確化することを期待している。

 小平高校は、高い英語力の修得による国際社会に貢献できる人材育成を目指し、「3年間で100万語」を目標とした洋書の多読や、英語検定指導の1-2年生全員受験による英語コミュニケーション能力の向上に取組んでいる。英語検定2級以上合格者数を50名(2012年)→55名(2013年)→60名(2014年)に増やすこと目標に掲げる。期待される成果として、海外への留学や大学進学に耐えうる実践的な英語力の獲得を挙げている。

 各校の取組みは、人的・金銭的な支援を受けながら3年間実施し、更なる改善を図っていき、都立高校全体の学校改革や改善を一層促進していくという。
《工藤めぐみ》

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