奈良市の教育ICTを支える基盤システムとは…デジタル教材を全小中学校に導入計画

 奈良市教育委員会では、学校教育におけるICT活用推進を図るため、奈良市学校教育情報通信ネットワークシステム「まなび・かがやきネット」を構築。デジタル教科書や電子黒板などのデジタル教材を市内すべての小中学校に導入する計画という。

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 奈良市教育委員会では、学校教育におけるICT活用推進を図るため、奈良市学校教育情報通信ネットワークシステム「まなび・かがやきネット」を構築。デジタル教科書や電子黒板などのデジタル教材を市内すべての小中学校に導入する計画という。

 「まなび・かがやきネット」は2002年に学校でインターネットの閲覧やメールのやりとりを目的に導入されたが、規模が大きくなったことによるコスト増や障害発生時のシステム停止が課題となっていた。これらの課題を解決するため、基盤システムを富士通のサーバ「PRIMEQUEST」に刷新。2011年12月末に構築を開始し、2012年3月に本稼働したという。

 今後は、教科書をデジタル化し、電子黒板などのモニターに映して授業で活用できるデジタル教科書・教材の市内全小・中学校69校への段階的導入に対応し、災害時の情報発信・収集システムの構築も計画中という。
《工藤めぐみ》

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