英語学習、学生の65%がスマホとPC併用

 クラウド型英語学習サービス「iKnow!」を提供するセレゴ・ジャパンは11月21日、有料会員のデバイス別利用動向調査を発表した。スマートフォンやタブレットの普及に伴い、学生の65%がマルチデバイスを活用して英語を学習していることが明らかになった。

教育ICT モバイル
マルチデバイス利用者数推移
  • マルチデバイス利用者数推移
  • 層別デバイス利用状況
  • スマホユーザの学習時間帯トレンド
  • PCユーザーの学習時間帯トレンド
 クラウド型英語学習サービス「iKnow!」を提供するセレゴ・ジャパンは11月21日、有料会員のデバイス別利用動向調査を発表した。スマートフォンやタブレットの普及に伴い、学生の65%がマルチデバイスを活用して英語を学習していることが明らかになった。

 「iKnow!」は、PC、スマートフォンおよびタブレット端末(iOS/Android)に対応しており、デバイス間で学習データが自動で同期される英語学習サービスである。ユーザーが「iKnow!」で英語を学習する時に利用しているデバイスを調べるため、2012年1月1日~10月31日の期間の学習データから動向分析を行った。

 過去10か月の利用者数の推移をみると、パソコンのみという学習スタイルから、スマートフォン/タブレットを取り入れる割合が、37%から53%に伸びており、マルチデバイスを活用した英語学習スタイルは半数以上を占める。

 9月に実施したアンケート調査から、学生の65%は「スマホ&パソコン併用」で、「パソコンのみ」35%よりも圧倒的に多いことがわかった。

 10月の学習時間帯トレンドによると、学習ピークは、パソコンユーザーが20:00~23:00、スマホユーザーが、7:00~9:00、18:00~23:00の時間帯であった。パソコンのみだと学習できる時間と場所の制約は避けられないが、スマートフォンを併用することにより、「電車で移動しながら」「人を待ちながら」の「ながら時間」に英語を学習することができる。そのため、「学習したいのにここでは無理」という障壁がなく、個々のライフスタイルにあった学習が可能になるという。
《工藤めぐみ》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top