Facebookの会員制グループ「学校広報ソーシャルメディア活用勉強会」は6月7日、2012年に開催したカンファレンスの内容を書籍化した「これからの『教育』の話をしよう」をインプレスR&Dより発刊する。印刷書籍版は1,580円、電子書籍版は1,100円。 学校広報ソーシャルメディア活用勉強会(略称:GKB48)は、2011年8月にFacebook上に設立した会員制のグループ。GKB48の「48」は、47都道府県+海外を意味する。学校広報担当者だけでなく、学校運営や教育問題、ソーシャルメディアについて関心を持つ教育関係者800人以上が参加し、未来の教育についてオープンな議論を展開している。 GKB48の活動を社会に広く伝えようと、2012年6月5日に開催されたカンファレンス「これからのデジタル教科書の話をしよう~成果発表と2012年提言~」では、気鋭の論者16人が登壇。離島における高校活性化の取り組みや、学校におけるソーシャルメディア利用の現状、東日本大震災後の大学の活動など、多くの事例を交えながら、教育改革論が語られた。 このたび、SNSのグループメンバーが協力して、カンファレンスでの講演内容やメッセージを収録した「これからの『教育』の話をしよう」を発刊。気鋭の論者16人のスピーチからソーシャルメディアの力を活かした新時代の教育の姿が展望できる。 印刷書籍と電子書籍を同時販売し、印刷書籍版は1,580円、電子書籍版は1,100円。◆これからの「教育」の話をしよう編者:学校広報ソーシャルメディア活用勉強会出版社:インプレスR&D発売日:2013年6月7日印刷書籍版仕様:A5判/モノクロ/本文146ページ価格:印刷書籍版は1,580円、電子書籍版は1,100円目次:【16人のスピーチ】01 意志の微分、意欲の積分 社団法人全国学力研究会理事長河本敏浩02 辺境から日本を変える:教育のイノベーション 島根県立隠岐島前高校魅力化プロジェクト藤岡慎二03 学校教育×情報化×ソーシャルのポテンシャル 国際大学GLOCOM 豊福晋平04 ボードゲームで考える力を学ぶ~マインドラボ実践報告~ フューチャーインスティテュート株式会社為田裕行05 信頼関係の構築をICT で支援することは可能か~馬の教育から学んだこと~ 電子システム株式会社渡邊淳06 反ソーシャルな妻の話 龍谷大学国際文化学部教務課中島崇史07 2人に1人が進学も就職もしない通信制高校の現状を変える 特定非営利活動法人D×P(ディーピー)共同代表今井紀明08 教育の再生に必要なもの 広尾学園中学校高等学校教諭金子暁09 探求型教育が育む「市民の力」 株式会社教育と探求社宮地勘司10 幸福のための教育 国際文化アナリスト目崎雅昭11 復興girls*の被災地支援活動 岩手県立大学総合政策学部学生復興girls*12 東日本大震災の状況とその対応 石巻専修大学事務職員千葉真哉13 教育を学校に丸投げしない社会へ 特定非営利活動法人NPOカタリバ今村亮14 学校が「ふるさと」であるために~SNSの可能性をめぐる進路指導部の試み~ 佼成学園高等学校教諭西村準吉15 あまりにも短いソーシャルメディアの歴史 共同通信社デスク浜村寿紀16 それはまだ早いという私たちの誤解 進路づくりプロデューサー倉部史記【おわりに】ソーシャルな学校を作ろう 中央大学情報環境整備センター渡邉純一教育の「これまで」「今」そして、「これから」の教育について語ろう 東京都立晴海総合高等学校教諭千葉吉裕【GKB48の活動履歴】