【NEE2013】大学でのグローバル人材育成とは…横国・昭和女大・明大の取り組み

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横浜国立大学、鈴木氏
  • 横浜国立大学、鈴木氏
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  • 国際社会における最近の日本、鈴木氏
  • 本当の意味での国際社会・グローバル社会への参加とは、鈴木氏
  • グローバル・国際的な環境下の表現力とは、鈴木氏
  • グローバル人材育成の資質確保、鈴木氏
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  • 昭和女子大学の目指すグローバル人材像、山崎氏
【NEE2013】グローバル人材と効果的な国際プログラム教育とは…横国・昭和女大・明大の取り組み

 6月6日から東京会場で開催されているNew Education Expo 2013(NEE)では、教育ICT機器などの展示のほか、先進的な教育の実践事例や未来の展望を模索するセミナーが開催されている。1日目の6日は、大学での教育に関連したセミナーが中心だった。

 「グローバル人材育成のための様々な取り組み」と題されたセミナーに登壇したのは横浜国立大学で国際戦略コーディネーターを務める鈴木雅久氏、昭和女子大学国際交流センター次長の山崎真伸氏、明治大学国際総合研究所特任教授の高木直二氏の3名だった。

 横国の鈴木氏は、これまで関わってきた大学の国際戦略企画や英語による国際プログラム教育の現場を紹介した上で、今必要とされている「グローバル人材」の再考を試みた。日本は高度経済成長を迎え、産業大国そして先進国としての世界的認知を得たにも関わらず、ここにきてグローバル化が求められるようになった理由はどこにあるのか。理由を模索し紐解きながら、今後の日本の教育が向かうべき道筋を提案した。

 教育のグローバル化が近年求められている理由を国際社会における日本の立ち位置だと鈴木氏は語る。携帯電話、白物家電、PC、放送・通信規格といった最先端技術を持ちながらも、電子・半導体部品や鉄鋼・プラスチック・有機化合物といった部品や材料の提供に留まっている最大の理由は、ネゴシエーション能力に欠けていることだという。

 本当の意味でのグローバル社会への参加とは、明治時代に日本が求めた国際社会への対等な参加ではなく、世界視点から引き付ける魅力を持つこと。今求められている「グローバル人材」とは、国際社会のニーズを把握し、その上で最良の提案ができるネゴシエーション能力をもった人材であり、今後の教育は言語力を超えた交渉力、説得力、そして時には相手のメリットのために規格を合わせることができる柔軟性だと鈴木氏は話す。そして2013年10月に開講が予定されている英語による学部プログラム「YOKOHAMA Creative-City Studies (YCCS) 」では、学部生レベルで教職員と連携した仕事ができるグローバルリーダーを育てるためのカリキュラムを用意するという。
《湯浅大資》

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