また、「読む・書く」力の向上に伴い、さらに「聞く・話す」力が上がります。このことは、Workbookを取り入れた翌年からスタートした生徒の理解度を図る「GTEC Junior（英語コミュニケーション力）」で、前年よりもリーディングのスコアが全体的に上がっていることからもいえます。--Juniorコース（小1～3）とPrep（小4～6）コースの違いは何でしょうか。 KidsコースとJuniorコースでは、子どもたちの生活環境を教材に取り入れ、ストーリーとごっこ遊びまたはストーリーとゲームを柱に「英語を楽しく学ぶ」ことに重点を置いています。教材内のストーリー設定も子どもたちの発達段階・興味関心に合ったものごとを題材にしてその年齢の子どもにとって、日常の中で使える英語が学習できるようデザインしています。 一方Prepコースでは、テーマ設定の範囲を広げ、英語を学ぶレッスンから英語を使って学ぶレッスンへと発展します。たとえば、KidsコースとJuniorコースでは、子どもたちを日々取り巻く日本の環境をモチーフに構成しているのに対し、Prepコースでは海外のへとストーリーのメーン舞台を移します。そうすることで、未体験の環境やテーマについても英語を通じて学ぶことになるのです。◆生徒一人ひとりのニーズに対応できるGTEC Junior--「GTEC Junior」について、もう少し詳しく教えてください。 GTEC Juniorは、自分がある場面にいると想定し、設問を聞いて適切なものを選んでいくことで、リスニングとリーディング、さらに英語の運用能力を、5分野に分けて評価するものです。GTEC Juniorによって、レッスンに重要な「目標→指導→評価」の「評価」の部分が充実し、3つのバランスが整いました。実際に「レッスンではおとなしくて発語が少ないけれど、しっかり宿題をやってくるあの子は、リスニングのスコアが高かった。本当に聞く力は身に付いているんだな、と安心しました」という先生の声もあがっています。 先生方は、一人ひとりの結果と、日ごろのレッスンの状況から、「この子にはこの分野が伸びるような指導をしよう」といった目標を持って指導にあたれます。また、前年も受検していれば、保護者の方や生徒さんはどの能力がどれだけ伸びたか分かりますし、先生方も自分の指導の成果を評価でき、よりレッスンをきめ細やかにステップアップさせていくサイクルをまわすことができます。◆独立して教室を持つ先生たちが決して孤立しない環境を提供--きめ細やかに指導する先生の存在は大きいですね。先生方はどのように指導法を学んでいるのですか。 教材やレッスンプランが同じでも、生徒が変わればレッスンも変わります。一人ひとりの生徒に最適なレッスンをするための学びに上限はありませんから、先生にとっての学びの機会をどれだけつくっていけるかが、Benesseこども英語教室の重要なポイントだと考えています。 先生方には、初期研修以降も、ミーティングや研究会、講演会など、多種多様な学びの機会を提供しています。たとえば、Kidsコース向けでは、前の3か月のレッスンを振り返り、次の3か月を展望するという3か月ごとの研究会を開催しています。子どもの成長を共有し、ほかの先生が子どものどのような成長にどのように気づいているかを知ることで、子どもを見る目が豊かになります。それによって、レッスンの中で取り組む引き出しを増やし、次のプランへとつなげていただいています。 ほかにも、一人の先生の教室に自主開催的に複数の先生が集まって、さまざまな練習会を開いていらっしゃいます。先生方は独立して教室をお持ちですが、決して孤立はしていなくて、私たち本部の担当者も含めて、学び合える環境をつくっています。--今夏の体験レッスンについて教えてください。 この夏は、体験レッスンご参加の方にPippon（ピポン）としまじろうの「夏の学び応援うちわ」（スペシャルプレゼントがもらえるQRコード付き）を差し上げるキャンペーンを行っております。また、もっとたっぷりと教室の雰囲気を味わいたい方には、60分×3日間の特別コース「わくわくSummer Englishコース」をご用意しています。参加費は、幼児向けはオリジナル教材の特別ブックレットとCD付きで2,000円（税込）、小学生向けはオリジナル教材付きの1,000円（税込）です。 8月のKidsコースは、Pippon（ピポン）としまじろうがPippon島に宝探しに行く物語で、子どもたちがいつも以上に楽しく学べる月です。子どもたちもMagic Wand（魔法の杖）と地図を持って「ごっこ遊び」で思い切り遊べることが特長の大変盛り上がるレッスンです。 夏の体験レッスンに参加される方は、9月から通常コースにとお考えの方が多いのですが、なるべく早目に体験されて、ぜひ8月の宝探しを楽しんでいただければと思います。--ありがとうございました。 イードは、2013年3月12日～3月25日、幼児（3～6歳）、小学生、および中学生の保護者を対象に、子ども英語教室における「子どもの気に入り度合い」「効果」「料金」「教材」「講師」および「総合満足度」を5段階評価で調査し、「イード・アワード2013 子ども英語教室」として2013年4月に発表した。Benesseこども英語教室は「小学生の総合満足度」で最優秀賞を受賞したほか、「コスパのよい英語教室」の部門賞も獲得した。◆イード・アワード2013 子ども英語教室 >>> http://resemom.jp/feature/children's-english-school-award2013/
