大阪府、全国学力テスト全教科で全国平均を下回る

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各教科の正答数分布
  • 各教科の正答数分布
  • 学力向上をめざす今後の取組み
  • 中学校国語Bの分析結果
 大阪府は12月2日、平成25(2013)年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について、大阪府の分析結果を公表した。大阪府は、小中学校とも全教科で全国平均正答率を下回った。

 全国学力テストは、日本全国の小中学生の学力や学習状況を調査・分析し、教育指導の充実や学習状況の改善に役立てる目的で、2007年より小学6年生と中学3年生を対象として毎年4月に実施されている。2013年度は、「教科に関する調査」と「生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査」の大きく2つについて全数調査を実施した。

 教科に関する調査では、国語と算数(数学)について、基礎的な知識を問うAと活用に関して問うBが出題された。大阪府は、小中学校ともに全教科で全国平均正答率を下回った。対全国比を教科別にみると、小学校は、国語Aが1.5ポイント、国語Bが1.5ポイント、算数Aが0.1ポイント、算数Bが1.1ポイント下回った。中学校は、国語Aが3.1ポイント、国語Bが4.4ポイント、数学Aが2.0ポイント、数学Bが2.7ポイント下回った。小学校よりも中学校の方が全国平均との差が大きい。

 生活習慣に関する調査では、小中学校ともに「毎日朝食を食べる割合」「早寝早起き」「授業の復習」「自主的・計画的な家庭学習」「読書好き」が全国の状況を下回った。

 一方、「携帯電話やスマートフォンの使用」「携帯電話やスマートフォンの約束」「休日の家庭学習」「1日あたりの勉強時間」「学習塾等での勉強」「読書の時間」「就学援助を受けている割合」が全国の状況を上回った。

 大阪府は、目標として掲げていた「平成25年度に、小中学校とも全国平均正答率を上回る」ことが実現できなかった。市町村により改善・向上の状況が大きく異なることが課題であるとして、教材の開発・提供、効果的な事例の普及等を通じて市町村や学校の取組みの活性化を推進し、府全体の教育水準の向上を図るという。

 なお、大阪市は、10月24日に全国学力テストの分析結果を市のホームページに掲載している。
《工藤めぐみ》

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