【センター試験2014】大学入試センターが平均点を中間集計、得点調整しない見通し

 大学入試センターは1月22日、「センター試験の平均点の中間集計」を発表した。同種の科目間で20点以上の平均点差が生じた場合の得点調整は、しないと予測される。

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平均点等一覧(中間集計)
  • 平均点等一覧(中間集計)
  • 平成25年度 中間集計と最終集計の差
 大学入試センターは1月22日、「センター試験の平均点の中間集計」を発表した。同種の科目間で20点以上の平均点差が生じた場合の得点調整は、しないと予測される。

 平均点一覧では、科目ごとの受験者数と平均点、最高点、最低点、標準偏差が記載されている。平均点は、国語が200点満点中97.6点、数学I・Aが100点満点中63.47点、数学II・Bが100点満点中56.51点、英語が200点満点中121.63点、英語リスニングが50点満点中33.46点となった。

 昨年より難化が顕著となったのは、地学Iの52.31点(昨年最終集計比ー16.37点)であった。また、国語の平均点は5割を切った。

 得点調整は、地理歴史の「世界史B」「日本史B」「地理B」の3科目間、公民の「現代社会」「倫理」「政治・経済」の3科目間、理科の「物理I」「化学I」「生物I」「地学I」の4科目間で、原則として20点以上の平均点差が生じた場合に行われる。今回は、いずれも20点以上の平均点差がないため、得点調整はしない見通し。1月24日に正式決定する。
《工藤めぐみ》

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