【センター試験2014】受験者は52万5,955人、実施概要の速報値を公表

 平成26(2014)年度大学入試センター試験の実施概要(速報値)が2月3日、明らかになった。受験者数は、前年より1万7,083人少ない52万5,955人。試験時間の繰り下げは、4試験場などで実施された。

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 平成26(2014)年度大学入試センター試験の実施概要(速報値)が2月3日、明らかになった。受験者数は、前年より1万7,083人少ない52万5,955人。試験時間の繰り下げは、4試験場などで実施された。

 平成26年度大学入試センター試験は1月18日、19日に行われ、志願者は56万672人(前年度比1万2,672人減)。受験者数は、一番受験者が多い「外国語」(筆記)からの算出で、52万5,955人となっている。正確な数字は、2月6日に公表される予定。

 試験時間の繰り下げでは、1日目は信号機故障による東海道本線の遅延で、3試験場が60~90分繰り下げ、736人に影響が出た。また、チャイムの不作動により2試験室が1分間の繰り下げを実施。2日目には、車両故障による播但線(兵庫県)の遅延で、1試験場が45分間の繰り下げを実施した。このほか、個人単位では交通機関遅延、試験室への誘導ミスなどによる試験時間の繰り下げがあった。

 英語リスニングテストで、再開テストの対象となったのは100人。このうち、93人が再開テストを受験した。理由は、リスニング機器の不具合のほか、落下や鼻血など。再開テストの対象者は、リスニングテスト受験者51万9,176人の0.019%。

 このほか、再試験受験対象者は、10試験場で335人。再試験は、1月25日、26日に行われた。

 実施概要(速報値)は、文部科学省の「第7回学生への経済的支援の在り方に関する検討会」の配布資料として公表された。
《奥山直美》

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