子どもの花粉防御用眼鏡、けがに注意を…国民生活センター

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「花粉防御用眼鏡」と「通常の子ども用眼鏡」の装着例(イメージ写真)
  • 「花粉防御用眼鏡」と「通常の子ども用眼鏡」の装着例(イメージ写真)
  • 国民生活センターによる注意喚起
 子どもの花粉防御用眼鏡について、国民生活センターは2月6日、ぶつかったり転んだりした際、目の周辺にけがをする恐れがあることを公表し、注意を呼びかけている。

 花粉防御用眼鏡は、花粉が目に入ることを防ぐため、フレームの張り出しが通常の眼鏡より顔面に近い形状となっている。そのため、花粉防御用眼鏡をかけた子どもが、人や物との衝突や転倒の際、張り出し部分により目の周辺にけがを負うことがあるという。

 同センターに2013年12月末までに寄せられた事故事例は7件。「登校中に転んで眼鏡と顔が接触し、まぶたの上を12針縫った」など、花粉防御用眼鏡をかけていてけがをした子どもの事例が寄せられている。

 このため、同センターでは子ども用の花粉防御用眼鏡について商品テストを実施し、形状や材質の安全性や視界の変化について調査。張り出しの材質は、ほとんどの商品が硬質樹脂製だったが、2銘柄が使用していた軟質樹脂の方が皮膚に与えるダメージが軽減された。フレームとレンズは、ほぼ平面な形状のものに比べ、顔に沿って湾曲している形状の方が、視界への影響は少なかった。同センターのWebサイトでは、商品テストの画像も掲載している。

 同センターでは、「スポーツや激しい運動をする際は必ず外させる」「視界の変化に十分慣れさせ、普段より周囲に注意を払うように言い聞かせる」などを保護者にアドアイス。業界・事業者に対しても、より安全性の高い商品開発や表示の改善を要望。すでにいくつかの事業者で、材質の変更や注意表示の追記などを行っているという。

 東京都では、前年より5日早い2月2日からスギ花粉の飛来開始が確認されたばかり。これから花粉飛来が本格化する時期だけに、子どもの花粉防御用眼鏡の使用には十分に注意したい。
《奥山直美》

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