下村博文文部科学大臣は2月7日の定例記者会見で、自民党内から「白紙から議論を」とする声に中教審の答申を核とした教育委員会制度改革を行ってほしいとする内容について発言した。◆2月7日のテーマ中教審の答申を核とした教育委員会制度改革を(05:53~)※()内に動画の再生時間を記した・中教審の答申を核とした教育委員会制度改革を 教育委員会制度改革について、自民党内より「白紙から議論を」との声があがっていることについて「白紙からというのはあり得ない話だ」としてこれを一蹴した。自民党内で教育委員会の改革案について提言され、それを受けて教育再生実行会議を経て中教審に諮問をし、その答申をいただき、今国会に提出という流れの中で、白紙からの議論は到底認められないとする立場を示した。 しかし今回閣法を提出するにあたり、与党の中にも色々な意見があると認めたうえで、改めて議論をしていただく小委員会を設置した。異例ではあるがこの閣法を国会法案前に与党小委員会で議論し、また自公プロジェクトチームを作るということはそれだけ丁寧に対応をしていただきたいとの思いからであるとし、「最終的には政府与党が一体となって国会に提出できる案を渡海小委員長のもと、取りまとめてほしい」と述べた。