文部科学省は3月5日、国公立大学入試(中期・後期日程)の2段階選抜実施状況を発表した。2段階選抜は26大学36学部で実施し、5,588人が不合格となった(東京大学を除く)。 中期・後期日程で2段階選抜(いわゆる足切り)を実施したのは、国立が21大学28学部、公立が5大学8学部の計26大学36学部で、5,588人が不合格となった。ただし、東京大学は後期日程の第1段階選抜の結果発表が3月10日のため、今回の集計結果から除いている。 2段階選抜による不合格者が多かった大学は、信州797人、首都大学東京553人、一橋541人、岐阜528人、山梨519人など。 一方、2段階選抜を実施しなかった大学は、北海道、東北、山形、筑波、お茶の水、横浜国立、神戸、徳島、香川、熊本、大分、茨城県立医療、静岡県立、愛知県立、大阪府立の15大学となった。 今後、中期日程は3月8日より、後期日程は3月12日より実施される。