青山学院中等部が2015年の入学試験日を従来の2月2日とすることを発表した。2014年は2月2日が日曜日だったことを受け翌日の3日に実施、2015年は従来通り2日に行うという。 同校初となる塾対象説明会の席上発表されたもので、2015年2月1日が日曜日であることから「サンデーショック」となり、翌2日に多くのミッション校が移動することによって、人気の競合が起きると予想されている。そうした中、「教科センター型」新校舎建設を行うことも併せて発表された。 新校舎では全教室に電子黒板を導入し、ICT教育の環境・設備を整えることで、社会に求められる「生徒が主体的に考える」教育を実現することを目指すという。これにより、教えてもらうのではなく、自ら求め、気づきの中から学ぶコーチングへとさらに移行していく。 2015年4月に入学する生徒は、中等部の教育棟が完成する1期工事が終わる、中学3年次から新校舎で学ぶことになる見通しだ。その後図書館、チャペル、家庭科・音楽室などの特別棟、テニスコートなどの工事を終え、中等部新校舎が竣工すると、最新の教育環境・設備が整う中等部から大学まで含めた「10年間一貫教育」の学びの場が完成する。
