ウェザーニューズは3月19日、2014年第三回桜開花予想を発表した。来週にかけて、九州から近畿、東海、関東で続々開花する見込みで、熊本城は3月20日、上野恩賜公園は3月27日、大阪万博記念公園は3月31日に開花が予想されている。 2013年は3月に入って急激に気温が上昇したため、西～東日本で例年より早く開花した。2014年は、3月前半の気温が前年より低く、遅めの開花となる見込み。熊本県からソメイヨシノの1輪開花が始まり、九州・四国の沿岸部や紀伊半島南部へ少しずつ桜の開花が始まっている。今後は、太平洋側から西日本、東日本の広範囲へと開花エリアが次第に広がり、都心周辺は3月下旬の後半にピークを迎えるという。 全国700か所の名所から都道府県ごとに1つをピックアップ（北海道は2つ）した各都道府県における名所の桜開花予想によると、熊本城は3月20日、上野恩賜公園は3月27日、大阪万博記念公園は3月31日に開花の予想。そのほかの予想地点は、インターネットサイトやスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」および携帯サイトにて確認できる。なお、ウェザーニューズでは、桜の開花日を「その木に1輪以上の桜が初めて咲いた日」と定義している。 関東地方の桜の開花は、3月下旬後半に南部から始まり、4月のはじめにかけて開花前線が北上していく予想。横浜が3月24日～27日、東京が3月25日～28日、千葉が3月27日～30日、さいたまが3月28日～4月1日、前橋・水戸が3月31日～4月3日、宇都宮が3月31日～4月4日と予想されている。関東南部では各地で桜満開の入学式を迎えることができそうだという。
