はしか感染が急増、4月時点で昨年1年間を上回る

 国立感染症研究所が4月15日に発表した感染症発生動向調査によると、今年に入ってからの麻しん(はしか)累積報告数は4月6日までに253件にのぼり、昨年1年間の報告数を上回ることが明らかになった。このうち20代の感染が23%を占めた。

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はしか累積報告数の推移
  • はしか累積報告数の推移
  • 都道府県別病型別はしか累積報告数
  • 週別はしか報告数
  • 年齢群別接種歴別はしか累積報告数
  • 年齢群別はしか累積報告数割合
 国立感染症研究所が4月15日に発表した感染症発生動向調査によると、今年に入ってからの麻しん(はしか)累積報告数は4月6日までに253件にのぼり、昨年1年間の報告数を上回ることが明らかになった。このうち20代の感染が23%を占めた。

 はしかは年齢にかかわらず命に関わる重篤な感染症で、39度前後の高熱と赤い発疹が耳の後部から始まって体の下方へと広がるのが特徴。予防接種で予防できる。日本では、2012年までのはしか排除を国としての目標に掲げ、2015年のはしか排除認定の取得を次の目標としている。

 2014年のはしか累積報告数は、過去6年間でもっとも多かった2009年の732件を上回る勢いで増加している。都道府県別に見ると、もっとも多いのは「東京都」46件、次いで「静岡県」28件、「千葉県」22件、「京都府」22件、「埼玉県」21件となった。

 年齢群別に見ると、もっとも多いのは「20~29歳」23%、「1~4歳」20%、「30~39歳」17%、「5~9歳」13%、「0歳」12%が続いた。接種歴別に見ると、「接種なし」の感染率が高いが、1~2回接種していても感染するケースがあった。20代以上は、接種したかどうか「不明」が多かった。
《工藤めぐみ》

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