大学生の就職内定率は5/1時点で47.7%…前年比8.4ポイント増

 リクルートキャリアの就職みらい研究所は5月29日、「大学生の就職内定状況調査」を発表した。これによると、5月1日時点での大学生全体の就職内定率は47.7%で、前年同月の39.3%に比べて8.4ポイント高かった。

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就職内定率の推移(2014年卒・2015年卒)
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 リクルートキャリアの就職みらい研究所は5月29日、「大学生の就職内定状況調査」を発表した。これによると、5月1日時点での大学生全体の就職内定率は47.7%で、前年同月の39.3%に比べて8.4ポイント高かった。

 同調査は、リクナビ2015会員の大学生および大学院生から調査モニターを募集し、モニターに登録した2015年3月卒業予定の男女7,327人を対象にインターネット調査を実施したもの。集計対象は、大学生1,884人、大学院生659人。調査期間は2014年5月2日から5月12日。

 5月1日時点での就職志望者のうち、大学生全体の就職内定率は47.7%で、前年同月の39.3%より8.4ポイント上昇した。文理別では文系45.3%、理系52.6%、男女別では男性50.1%、女性44.6%となり、どちらも前年同月より7~9ポイント上昇した。地域別では、関東49.7%、中部47.6%、近畿47.4%、その他地域計44.1%となり、すべての地域で前年同月より上昇した。特に中部(静岡県、愛知県、岐阜県、山梨県、長野県、新潟県、富山県、石川県、福井県)では、36.7%から47.6%と10.9ポイント上昇した。

 就職内定取得者の内定取得社数の平均は1.79社で、前年同月とほぼ変わらなかった。就職内定取得社数の内訳を見ると、1社のみは57.5%、2社以上は42.5%であった。
《荻田和子》

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