子どもの夏休み、母親の悩み1位は「昼食の用意」

 子どもが夏休みに入る母親の気持ちは「楽しみ」と「気が重い」の割合が拮抗していることが、アクサダイレクト生命保険が7月10日に発表した調査結果より明らかとなった。また、夏休み中に困ることの1位は「昼食の用意をしなければならない」だった。

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子どもの夏休みを前にした率直な気持ち
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 子どもが夏休みに入る母親の気持ちは「楽しみ」と「気が重い」の割合が拮抗していることが、アクサダイレクト生命保険が7月10日に発表した調査結果より明らかとなった。また、夏休み中に困ることの1位は「昼食の用意をしなければならない」だった。

 この調査は、同社7月1日発表の「小学生の夏休みの過ごし方調査」の第二弾。6月4日から5日の期間、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に住む小学生1年生から6年生の子どもがいる母親624人を対象に、インターネット調査を実施した。

 子どもの夏休みを前にした率直な気持ちでは、「楽しみ」「やや楽しみ」があわせて38.9%、「気が重い」「やや気が重い」があわせて34.0%、「どちらでもない」が27.1%となった。「楽しみ」がやや上回っているものの、母親にとって悩ましい面があることがうかがえる。

 子どもの夏休み期間中に困る・悩むことでは、全体の75.6%の母親が「昼食を用意しなければならない」を挙げており、総合で1位となった。母親の就労形態別にみると、正社員やパートなどの仕事を持つ母親は「昼食の用意」のほか、「子どもを遊びに連れて行ってあげられない」「費用がかかる/かかりそう」が上位に。専業主婦の母親も「昼食の用意」がもっとも多かったが、そのほかでは「自分の時間が持てない」「自分のしたいことができない」が上位となった。

 家族旅行以外で子どもにかける費用の平均は4.4万円、母親の就労形態による差はほとんどみられなかった。全体の費用の内訳をみると、プールや動物園などのレジャー費が57.0%を占め、夏期講習などの教育費(19.4%)、子どもを預ける費用(7.5%)を大きく上回った。正社員の母親に関しては、子どもを預ける費用の割合が17.3%となっており、全体に比べると多い傾向にあった。
《黄金崎綾乃》

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