新入園・新入学準備、77.8%が「持ち物へのお名前付けが大変」

 新入園・新入学準備にあたり、77.8%の母親が「持ち物へのお名前付けが大変」と回答し、お名前付けを開始した時期は、33.8%が「3月」であることが、キングジムが8月5日に発表した調査結果より明らかになった。

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持ち物へのお名前付けが大変か
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 新入園・新入学準備にあたり、77.8%の母親が「持ち物へのお名前付けが大変」と回答し、お名前付けを開始した時期は、33.8%が「3月」であることが、キングジムが8月5日に発表した調査結果より明らかになった。

 同社は、ラベルライター「テプラ」が発売25年を迎えたことを背景に、25歳~45歳の母親400名(専業主婦・パートアルバイト)を対象とした「新入園・新入学準備のお名前付け」に関する意識調査を実施した。調査期間は7月25日~27日。

 子どもの入園・入学前の準備で、大変だと感じたことを聞いたところ、77.8%の母親が「持ち物へのお名前付けが大変」と回答した。「小学校入学直前にまとめて名前付けをしたら、徹夜作業になった」(40歳・大阪府)、「1個1個手書きで、かなり時間がかかる」(32歳・埼玉県)、「名前をつけるものが多く、同じ字を書き続けることが大変」(43歳・大阪府)といったコメントが寄せられた。

 お名前付けをする持ち物の点数は、「51個以上」が22.7%ともっとも多く、「11~20個」21.4%、「21~30個」18.9%が続いた。「算数セットはすべてにお名前付けする必要がある」(36歳・長野県)、「クレヨン、色鉛筆、マーカーは、1本1本に名前を入れなければならない」(35歳・大阪府)、「大きさの異なる名前シールをとにかく沢山用意した(36歳・東京都)などの回答から、お名前付けする持ち物が多岐にわたっていることがわかる。

 お名前付けを開始した時期は、33.8%が入園・入学の前月である「3月」と回答。一方で、「早めにコツコツ仕上げるのが良い」(44歳・埼玉県)など、入園・入学準備に熱心な母親は、前年の夏頃からランドセルや通園バッグ、学用品などを購入して持ち物へのお名前付けを始めているという。
《工藤めぐみ》

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