中学受験は子どもの希望…志望校選択や習い事に関する調査

 中学受験を目指す子どもを持つ母親を対象にアンケートが行われた。「受験するのは子どもの希望」や「習い事は今まで通り」など、子どもの意見を尊重しつつ受験をサポートしようとする母親の思いが垣間見える。

教育・受験 受験
中学受験を検討した理由
  • 中学受験を検討した理由
  • 勉強に関係ない習い事や遊びについて
  • 志望校選びで一番重視する基準について
 中学受験を目指す子どもを持つ母親を対象にアンケートが行われた。「受験するのは子どもの希望」や「習い事は今まで通り」など、子どもの意見を尊重しつつ受験をサポートしようとする母親の思いが垣間見える。

 調査は、中学受験情報サイト「中学受験サワヤカ突破」が中学受験を予定している小学生の母親30人を対象に10月14日~10月15日に行った。

 中学受験を検討した理由では30人中9人が「子どもが希望した」と回答し、子どもが自分から受験に興味を示す場合も多いようだ。同数で「近所の中学校の評判が良くない」があがり、学校の風紀を気にする意見も多い。

 同アンケートでは選択理由も回答されており、子ども自身が受験を視野に入れるのは友達による影響も大きいことがわかる。

 直接受験に結びつかない習い事については「今までと変わりなし」が過半数となった。勉強ばかりではストレスになるからという意見が多く、友達との交流も大切にしながら、メリハリをつけて勉強してほしいと望んでいるようだ。

 志望校を選ぶ際、一番重視する基準では「校風」がもっとも多く上がった。ただ学力を上げるだけでなく、子どもの成長や教育によい影響を与えてくれる学校を選びたいと考える母親が多く、子どもが生き生きと学校生活を送ることができると感じられる学校を選んでいるようだ。

 高校受験と比べ、まだ幼い面も残る子どもが受験する中学校だからこそ、勉強だけではなく学校の雰囲気や環境にも母親は注目していることがわかる。
《勝田綾》

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