【大学受験2015】河合塾、模試にみる入試動向…緩やかな文低理高が継続

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新規高校卒業者数と大学志願者数の推移
  • 新規高校卒業者数と大学志願者数の推移
  • センター試験志願者数の変化
  • 第3回全統マーク模試 国公立大志望動向
  • 第3回全統マーク模試 国公立大学部系統別志望動向
  • 第3回全統マーク模試 私立大学部系統別志望動向
 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は12月5日、「第3回全統マーク模試にみる2015年度入試の動向」を掲載した。前年の「文低理高」は緩やかに継続しており、国公立大、私立大ともに工学系、医療系が人気。大学志願者数には現卒の内訳に大きな変化がみられた。

 2015年度の大学志願者数は前年と大きくは変わらない見込みで、センター試験の確定志願者数も前年とほぼ同様の数値。ただし、現役生と既卒生の内訳が大きく変化しているという。新規高校卒業者数は前年より約2万人増加の107万人の見込み。これに伴い、現役大学志願者数も増加すると予想される。一方、前年の2014年度入試は旧課程最後の入試であったことから、浪人を回避する動きが顕著であったため、2015年度は既卒生が減少している。

 この10月に実施した第3回全統マーク模試の受験者は前年比100%で、ここでも内訳は現役生が増加、既卒生は減少している。国公立大の志望者は、前・中・後期の各日程で減少。2015年度から新課程に移行するセンター試験理科の負担増による影響と思われる。難関10大学全体の志望者は前年並みであるが、既卒生の減少が影響したと思われる東京大(前年比95%)と、入試変更点が歓迎されたと思われる京都大(同103%)の動向は対照的となった。私立大全体の志望者は前年比101%であるが、センター方式でわずかに減少。ここでも、センター試験理科の変更の影響がうかがえる。

 文理別の志望者は、理系生は前年比101%、文系生は前年比99%と、緩やかな文低理高が続いている。学部系統別にみると、国公立大の文系で文・人文系や教育系の減少率が高く、国際の名がつく分野が増加。理系では、工学系で増加し、医療系の医・歯・看護で前年並み。理学系、医療技術系は大きく減少。私立の文系では、法・政治系で人気が回復し、国公立大同様に国際系も増加。理系では工、農学系で増加が続き、理学系では減少。医療系は各分野で増加し根強い人気を保っているという。

 そのほか、東京大、京都大、慶應義塾大、早稲田大など、主な33大学の動向分析も掲載している。
《荻田和子》

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