宮城県高校教育課は1月、公立高校入試の前期選抜・連携型選抜出願状況と志願者予備調査結果を公表した。前期選抜(全日制)は出願倍率が1.65倍で、もっとも出願倍率が高かったのは、仙台一(普通科)5.8倍だった。 中学校卒業予定者は、前年度より255人少ない2万1,756人。実施高校数は、全日制課程が県立66校と市立4校、定時制課程が県立11校と市立2校。 前期選抜は、全日制が募集人数4,828人、出願者7,968人で、出願倍率1.65倍となった。出願倍率が特に高かったのは、仙台一(普通科)5.8倍、松島(普通科)3.97倍、仙台三(普通科)3.67倍、宮城工(インテリア科)3.56倍、宮城野(美術科)3.55倍、宮城工(情報技術科)3.19倍などとなっている。 前期選抜と連携型中高一貫教育に関する選抜は2月3日(火)、合格発表は2月10日(火)に実施する。 第2回志願者予備調査は、県内の国立・公立・私立の中学校213校と中等教育学校1校、特別支援学校中学部18校、県境隣接地域協定に係る中学校22校(岩手13校と福島県9校)の計254校を対象に実施。学校・学科ごとの志願倍率一覧が宮城県のホームページに掲載されている。