インターネット生放送を活用したオンラインコミュニケーション型動画学習サービス「schoo WEB-campus」を運営するスクーは、全国の10大学とコンテンツ連携することを発表した。各大学の授業を3月からオンライン上で順次開講する。各授業は無料で受講することができる。 今回スクーとコンテンツ連携するのは、2014年より連携している法政大学を含めた全国10大学。各大学が、「仕事に活きる教養」をテーマとした特色ある教養科目をオンライン生放送授業として、一般向けに無料公開する。 開講される授業は、各大学それぞれに特色あるものが中心となっている。早稲田大学政治学研究科ジャーナリズムコースでは「ジャーナリストの現在」、近畿大学では「教養のための原子力基礎論」、また、東海大学芸術学科の「インフォグラフィックスの現在」や、高野山大学の「世界遺産 高野山・平家物語を歩く」などの授業が開講される。 2014年からスクーと連携している法政大学では、年間30本の授業をスクー上で開講した同大学キャリアデザイン学部のAO入試志願者が増加したという。「スクーの授業を通じて社会人大学院の存在を知った」という志願者からの応募や、オープンキャンパスに行けない地方の高校生がスクーで授業を受講するなど、さまざまな反響がでているという。 今後は、熊本学園大学など、九州の大学もラインナップに加わる予定。大学の魅力を発信したいと考えている教育機関との連携を積極的に図っていくという。◆schoo WEB-campus で授業公開する10大学・法政大学キャリアデザイン学部・早稲田大学政治学研究科ジャーナリズムコース・近畿大学・関西学院大学大学院・東海大学芸術学科・中央大学・京都造形芸術大学・京都工芸繊維大学・高野山大学・聖学院大学