住みたい街1位は4年連続「吉祥寺」…注目は目黒・武蔵小杉

 リクルート住まいカンパニーは、関東1都4県に居住する人を対象に「2015年みんなが住みたい街ランキング関東版」をWEBアンケートにて実施。住みたい街(駅)ランキング1位は、本調査開始以来4年連続となる「吉祥寺」だった。

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 リクルート住まいカンパニーが運営する不動産・住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」は、関東1都4県に居住する人を対象に「2015年みんなが住みたい街ランキング関東版」をWEBアンケートにて実施。住みたい街(駅)ランキング1位は、本調査開始以来4年連続となる「吉祥寺」だった。

 調査は、関東圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)在住の20~49歳の男女を対象にインターネットによるアンケートにて実施した。調査対象は、ライフステージごとに、シングル、DINKS、ファミリーの男女各500人ずつ、合計3,000人。調査期間は1月23日~1月26日。

 1位は4年連続で「吉祥寺」。総合ランキングで1位に選ばれたほか、女性ランキング、ライフステージ別のランキングにおいても1位となった。人気の理由としては、街全体にカフェや雑貨屋など魅力的な店舗が多い、駅前の発展が進み大型施設も充実している、井の頭公園など緑豊かな環境がある、といった意見が多かった。

 総合ランキング2位は「恵比寿」、3位は「横浜」、4位は「目黒」、5位は「武蔵小杉」となった。上位5つのうち、目黒と武蔵小杉は、昨年同調査の11位、9位からともに大幅に順位を上げた。

 目黒は、恵比寿に続き、評判の良い飲食店やショップが多く「オシャレな街」という印象が強く、駅前再開発の進行も後押しとなったようだ。また、武蔵小杉は、交通の利便性に加え2014年に2つの大型商業施設がオープンしたことが人気上昇につながったようだ。目黒はシングルやDINKS世帯、武蔵小杉はファミリー世帯に人気の傾向が見られた。

 ライフステージ別のランキングを見ると、シングル世帯は交通利便性の良い街を選ぶ傾向にあり、「池袋」「新宿」「渋谷」が上位にランクイン。DINKS世帯では、オシャレな街歩きが楽しめる「中目黒」「表参道」が、ファミリー世帯では、生活利便性の高い「横浜」「自由が丘」「二子玉川」などに人気が集まった。

◆住みたい街(駅)総合ランキング
1位:吉祥寺(JR中央線)
2位:恵比寿(JR山手線)
3位:横浜(JR京浜東北線)
4位:目黒(JR山手線)
5位:武蔵小杉(東急東横線)
6位:品川(JR山手線)
7位:中目黒(東急東横線)
8位:表参道(東京メトロ銀座線)
9位:池袋(JR山手線)
10位:新宿(JR山手線)
10位: 鎌倉(JR横須賀線)
《畑山望》

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