ネットショッピングを利用する世帯は約3割で、1世帯当たりの1か月の支出額は31,757円であることが3月6日、総務省による「家計のネットショッピングの実態把握」より明らかになった。項目別では、旅行関係費が最多だった。 総務省は、ネットショッピングが近年増加している状況を踏まえ、家計消費状況調査に平成27年1月分から、ネットショッピングの詳しい消費実態を盛り込んだ。 ネットショッピングの利用世帯は増加傾向にあり、平成27年1月は27.8%。ネットショッピングの支出額は8,816円で、支出総額に占める割合は2.8%だった。 インターネットを利用して注文した世帯のみを集計し、平均したネットショッピングの支出額は、31,757円。ネットショッピング利用世帯の支出総額に占める割合は、8.4%であった。 項目別の支出額では、旅行関係費が19.5%ともっとも多く、食料15.9%、衣類・履物12.5%と続いた。 なお、ネットショッピングとは、インターネットを利用して商品やサービスを予約・購入すること。インターネットを情報収集のみに利用した場合は含まない。