【中学受験】新6年生と保護者が春休みにすべきこと…SS-1小川代表

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個別指導教室SS-1代表 小川大介氏
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  • 中学受験 個別指導のSS-1
 終業式を追え、いよいよ小学生が本格的な春休みを迎えた。中学受験を控える子どもや保護者にとっては、受験に向けた有意義な春休みの過ごし方の指南がほしいところだ。多くの小学生を難関中学へ送り出してきた実績をもつ個別指導教室SS-1代表の小川大介氏に、新6年生とその保護者がこの春休みにすべきことについて聞いた。

--新6年生にとって春休みはどんな時期ですか。

小川代表:春休みは、自分が今までに学んできたことを俯瞰的に見直す時期にあたります。受験までの残り時間がいよいよ限られてきますので、学習の習慣がある子と、そうでない子ではそれぞれ異なった心構えが必要です。

 学習習慣のある子は、5年生までに学んできたことを全体的に見直し、GWの過ごし方も考慮したスケジュール調整を行いましょう。学習習慣がなく、不安を 抱えて6年生を迎える子は、保護者の方も一緒に復習の強化や単元の取捨選択を行ってください。受験までの限りある時間を有効に使うには、親子で現実を受け入れ、お子さまが何を理解していて何がわからないのかを明確にしておくことが求められます。

 また、学習とのバランスを考え、習い事の整理が必要ならこの機会に完了させておきましょう。子どもは好きなことはなんでも頑張りたいと言いがちですが、すべてを行うことは難しいものです。学習とのバランスを考えて、本当に大事にしたいことは何か、優先順位をつけましょう。

--新6年生が注力すべき科目と勉強法についてお聞かせください。

小川代表:焦りがちな時期ですが、4教科すべて、ポイントを絞った振り返りと調整を行ってください。

 国語は、四字熟語や慣用句、感情表現などさまざまな言葉を覚えることを意識しましょう。家庭で簡単に行える対策としては、ゲーム感覚で行える「気持ち言葉を100個書こう」という試みがおすすめです。ご家族でコミュニケーションを取りながら、感情表現をA3用紙にまとめ、できあがったら壁に貼っておくと便利です。

 算数は、復習すべき単元の取捨選択を行ってください。教科書や塾のテキストの目次を利用し、理解している単元のごとに○、△、×といった記号を割り振ります。ここで弱点と判断された単元は、春休みのうちに対策を行うか、ゴールデンウィークに重点的に復習をするようにするなど、弱点判断と対策を決めることが求められます。

 理科でも同様に、単元ごとの弱点と理解度チェックを行うと良いでしょう。計算でつまずいている場合は、算数の理解度が足りていないと考えられるので、算数の対策もあわせて行ってください。特に、「割合」ができていないと苦労することが予想されます。

 社会では、地理・歴史の復習がおすすめです。自分で「年表まとめ」を作り、重要な出来事の起こった時代、場所を合わせて復習する方法が効果的です。年表は理解度の確認や知識の振り返りを行うためのものなので、写すのではなく「この時代からこの時代までで重要な出来事を20個書き入れてみようか」など保護者の方がクイズ形式で出題し、お子さまがいちから書き込んで作ることを心がけてください。

--学習を助けるために保護者ができることはありますか。

小川代表:学習習慣がなく、不安な状態で新6年生を迎えるお子さまは特に、ご家族で真剣に話し合って「受験計画」を立てましょう。焦って手当たり次第に受験勉強に取り組むより、やることを明確にした受験計画を立て勉強をするほうが効果的です。

 まず、保護者の方がお子さまに「中・高校生6年間をどのように過ごしてほしいか」を伝え、お子さまの特徴や才能、親として良いと思っている長所、伸ばしてほしいと思っているところを伝えます。また、志望校を持つと同時に、「選ばないリスト」も作ってください。たとえば通学に1時間以上かかる学校には行かない、共学であることは譲れないなどです。基準をはっきりさせておくことで、直前期に学校選びで迷走することを防げます。

 そして、できればそのあとに、受験計画を塾や個別指導教員など、受験のプロに見せアドバイスを仰ぐと良いでしょう。保護者の方が経験した入試の状況と現代では、大きな差があります。そのため、客観的なアドバイスを取り入れることでより実践的な受験計画ができあがります。

 お子さま以上に、保護者の方も悩み苦しむ時期であると思いますが、親にできることは何かを見直し、計画的に学習を進めてほしいと思います。


 中学受験専門個別指導教室SS-1は現在、東京、大阪、兵庫に6教室を展開している。東京は成城学園前教室、東京白金台教室、東京自由が丘教室の全3教室。指導内容の詳細や授業案内はWebサイトで閲覧することができる。
《佐藤亜希》

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