1学級1台の整備に向けて、エルモのワイヤレス書画カメラ6/15発売

 テクノホライゾングループのエルモ社は6月15日、学校や教育機関向けにワイヤレス書画カメラMO-1w用「バッテリーユニット」を発売する。定価は8,000円(税別)。完全ワイヤレス化を実現し、教室内のどこでも使用ができる。

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ワイヤレス書画カメラ接続時のイメージ
  • ワイヤレス書画カメラ接続時のイメージ
  • ワイヤレス書画カメラ接続時のイメージ
  • ワイヤレス書画カメラMO-1w用バッテリーユニット装着時
  • ワイヤレス書画カメラMO-1w用バッテリーユニットの本体
 テクノホライゾングループのエルモ社は6月15日、学校や教育機関向けにワイヤレス書画カメラMO-1w用「バッテリーユニット」を発売する。定価は8,000円(税別)。完全ワイヤレス化を実現し、教室内のどこでも使用ができる。

 書画カメラは、授業中に教科書や実物教材、子どもたちのノートや作品を大画面に映し出す教育用ICT機器。文部科学省が策定した平成24年度「義務教育諸学校における新たな教材整備計画」や、平成26年度「教育のIT化に向けたに環境整備4か年計画」において「1学級に1台の整備が望ましい」と明記され、全国各地で導入が進んでいる。

 従来の製品は、電源ケーブルや配線接続のため置き場所が固定されてしまい、使い勝手の部分で利便性が良くないとの声が教員からあがるケースが多かったという。今回新たに発売される製品は、バッテリーユニットを開発したことで電源供給の位置にとらわれない完全ワイヤレス化を実現。教室内のどこでも使用が可能になる。

 同製品により、子どもの席から子どものノートや作品を映し出すこともできるため、前に出て発表することが苦手な子どもにもスポットを当てることができ、子どもの授業参加意欲を高める効果も期待できるという。同社では、書画カメラの普及により、教育ICT化の世界的な促進を目指している。
《畑山望》

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