大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は6月4日、10年で早慶の合格者が増えた高校ランキングを発表した。1位「本郷」、2位「早稲田」、3位「開智」で、上位5校は関東の私立中高一貫校が占めた。 ランキングは、早稲田大学と慶應義塾大学の合格者数について、2005年と2015年を比較して増加数の多い順に並べたもの。 10年で早慶の合格者が増えた高校は、1位「本郷」176人増、2位「早稲田」170人増、3位「開智」165人増、4位「逗子開成」127人増、5位「浅野」119人増。上位5校はすべて関東の私立中高一貫校、上位10校はすべて関東の高校であった。 公立で早慶の合格者が増えた高校は、都立西(6位)と神奈川県立横浜翠嵐(9位)、都立日比谷(10位)。同サイトでは、「西と日比谷は東京の進学指導重点校、横浜翠嵐は神奈川から学力指導重点校に指定されていることが、早慶の合格実績向上を後押ししている」と分析している。 ランキングは、今週の無料記事として大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」に掲載されている。携帯サイト「教育進学総合研究所」に会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。◆10年で早慶の合格者が増えた高校1位「本郷」176人増2位「早稲田」170人増3位「開智」165人増4位「逗子開成」127人増5位「浅野」119人増6位「西」「豊島岡女子学園」各118人増8位「吉祥女子」114人増9位「横浜翠嵐」109人増10位「日比谷」107人増