宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月3日、韓国で開催が予定されていた「国際スペースキャンプ2015」が、中東呼吸器症候群(MERS)の感染拡大を理由に中止になったと発表した。 主催者である韓国航空宇宙研究院(KARI)が、MERSコロナウイルスの感染拡大に伴い、参加生徒の健康と安全を第一に考え、中止を決定したという。 「国際スペースキャンプ2015」は、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)の宇宙教育分科会の活動の一環として7月20日から24日まで4泊5日間、韓国のKARI(デジョン市)とソウルユースホステル(ソウル市)を会場に開催される予定だった。 日本からも14歳~16歳の中高生15人が選抜派遣され、アジア諸国の同世代の生徒と「宇宙」を通して国際交流することになっていた。