横浜能楽堂では、室町時代から続く日本の伝統芸能の能を親子で体験し鑑賞できる「夏休み親子能楽ワンダーランド」を8月8日に開催する。5回目となる2015年の演目は狂言「柿山伏(かきやまぶし)」と能「殺生石(せっしょうせき)」で、ミニワークショップと解説の開催も予定されている。 公演と講師は、若手能楽師集団「七拾七年会」のメンバーが務める。演目の狂言「柿山伏(かきやまぶし)」は、柿主に見つかって山伏が言われるままに物まねをする姿が楽しい物語。もうひとつの演目の能「殺生石(せっしょうせき)」は、絶世の美女に化けて世の平安を乱す九尾の狐のお話を題材にしている。両演目とも、小学校の教科書に載っている。 当日のチケットを持つ子どもが無料で参加できる公演前のミニワークショップでは、能・狂言の動きや能の楽器が体験できる。ミニワークショップに参加することで、能をより興味をもって鑑賞できるという。このほか能楽に関するお楽しみコーナーや、記念撮影ができる山伏のパネルも用意され、当日は一日中能の世界を楽しむことができる。 公演は14時から15時50分まで。料金は大人がS席4,000円、A席3,500円、B席3,000円、子ども料金は1,500円。保護者は子どもと同数まで1,000円引きとなる。◆夏休み親子能楽ワンダーランド日時:8月8日(土)13時開場 14時開演 終演予定15時50分頃会場:横浜能楽堂料金:大人S席4,000円、A席3,500円、B席3,000円 子ども1,500円※保護者は子どもと同数まで1,000円引き※子ども料金は18歳以下が対象「体験しよう!」時間:10:30から対象:チケット(子ども)購入者料金:無料定員:80名(電話か窓口で申込み、先着順)※親子で来場すること