「学びたい」が続く、タブレットで英語も学べるスマイルゼミ…自由研究にも対応

 「イード・アワード2015 子ども英語教材」で、ジャストシステムの「スマイルゼミ」が小学生の最優秀賞ならびに全4部門の部門賞を獲得した。タブレットを活用したデジタル教材ならではの工夫やサービス内容について話を聞いた。

教育ICT その他
スマイルゼミ担当者の皆さん
  • スマイルゼミ担当者の皆さん
  • スマイルゼミ担当さの皆さん
  • 寺尾房代氏
  • 青木昌子氏
  • 浅田みどり氏
  • 久保村一樹氏
  • スマイルゼミの英語学習の画面の一例
  • スマイルゼミの英語学習の画面の一例
◆夏休みの自由研究や読書感想文にも対応

--夏期講座のようなものはあるのでしょうか。

寺尾氏:「夏休み特別講座」として、知的好奇心を刺激するコンテンツを配信しています。好評なのが、毎年の課題である自由研究や読書感想文をお手伝いできるツールです。

 テーマを探すのに苦労する自由研究は、簡単な質問に答えていくと、興味に応じて、お勧めのテーマを教えてくれます。また、読書感想文は、お子さんのタイプ別にどんな本を読んだらいいかというアドバイスから、感想文の書き方までを学べるコンテンツも用意しています。

◆毎日のミッションで子どものやる気もアップ

--通信教育は継続のしやすさがポイントになると思いますが、どんな工夫をされているのでしょうか。

寺尾氏:2014年末から、英語に限らず全教科に“ミッションカード”という仕組みを取り入れました。得意な教科や好きな問題ばかりやってしまいがちなので、毎日タブレットを立ち上げると、「今日はこれをやろう」と、ミッションというかたちで提案しています。それぞれの学習の進み具合に応じて、ミッションカードの内容が変わってきます。また、保護者が「この単元を強化したい」といった感じミッションの内容を決めることも可能です。

 電源を入れると「今日は、これを勉強すればいい」というのが見え、同時にミッションをクリアする喜びもあります。また、月次で頑張りを集計し、画面に賞状が表示されます。スマイルゼミでは、ひとりひとり自分の分身となるアバターを設定できるのですが、表彰画面では、同じように頑張った他のお子さんのアバターも登場し、「自分だけじゃない。みんなも頑張っているんだ」ということがわかるような演出もしています。

--タブレットで学習というと受動的なイメージがあったのですが、能動的なのですね。

寺尾氏:要所要所には動画を入れていますが、ただ見て終わりではなく、何かしら“手を動かす”作業を入れることで、記憶につながっていきます。

 また、勉強をすると星がたまっていき、その星の数に応じた時間だけ、知育ゲームで遊んだり、小学生新聞、名作漫画などを読んだりできる息抜きの機能も搭載しています。

--スマイルゼミを体験することはできますか。

寺尾氏:夏の時期は、毎週全国で体験会を開催しています。全国のデパートやショッピングセンターで行っていますが、わざわざ遠方から参加される方もいらっしゃいます。参加された方の感想としては、「タブレットをすごく楽しんでいる」「親が見たことないほど集中している姿を見てびっくりした」というお話をいただいています。予約も必要ありませんので、興味のある方はお気軽に体験にいらしてください。

--ありがとうございました。

 イードは英語を学習している幼児および小学生の保護者を対象に2015年3月13日~30日に、英語教材に関する満足度調査をインターネットで実施、2015年5月に「イード・アワード2015 子ども英語教材」を発表した。ジャストシステムのスマイルゼミは、最優秀賞のほか、「子どもが好きな英語教材」「継続しやすい英語教材」「効果がある英語教材」「コスパのよい英語教材」の4部門すべての部門賞も受賞している。
《相川いずみ》

教育ライター/編集者 相川いずみ

「週刊アスキー」編集部を経て、現在は教育ライターとして、ICT活用、プログラミング、中学受験、育児等をテーマに全国の教育現場で取材・執筆を行う。渋谷区で子ども向けプログラミング教室を主宰するほか、区立中学校でファシリテーターを務める。Google 認定教育者 レベル2(2021年~)。著書に『“toio”であそぶ!まなぶ!ロボットプログラミング』がある。

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