トキの保護繁殖、2015年は9羽誕生…多摩動物公園

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今年生まれたトキ(右)と父親 (c) 公益財団法人東京動物園協会
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  • 多摩動物公園
 多摩動物公園は8月24日、2015年のトキ繁殖結果報告を発表した。2015年は3ペアから9羽の元気なトキが誕生し、現在も9羽すべてが順調に成育しているという。

 多摩動物公園では環境省が進めるトキ保護増殖事業に協力しており、園内に保全活動の調整機能をもつ野生生物保全センターもあることから、佐渡トキ保護センターからトキを預かり非公開での飼育を行っている。2007年12月のトキの飼育開始以来、毎年繁殖に成功しているという。

 2015年は、佐渡トキ保護センター生まれの4ペアが3月~4月にかけて同園にて産卵し、そのうち3ペアによる9羽が4月~5月に無事に孵化に成功。残念ながら産卵したものの孵化に至らなかったペアにも仮親として別のペアが生んだ雛を預け、4ペアで9羽を巣立ちまで育て上げた。2011年生まれの最年少ペアも、初めての育雛に挑戦し2羽を育てることに成功したという。

 同園によるトキ育成は環境省の飼育方針により非公開となっているが、2014年も7羽が誕生し、うち6羽を佐渡トキ保護センターへ移動するなど、トキの保護増殖に向け着実な取組みを行っている。現在日本では、佐渡トキ保護センターや同園など7つの施設で合計209羽のトキを飼育している。
《畑山望》

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