東京都と東京私立中学高等学校協会は9月3日、都内公立中学校卒業者の平成28年度高等学校就学計画について合意した。都立で42,300人、私立で28,800人を受け入れ、都内高校募集人数は前年計画比500人増となる。 平成28年度就学計画では進学率を96.0%とし、都立高校および私立高校の按分比を59.6:40.4と定め、それぞれの受入れ人数を分担した。卒業予定者は前年比746人増の78,167人のため進学者は75,100人となり、前年比700人増となった。 うち、国立や他県高校、高等専門学校への進学者を前年比200人増の4,000人と見積もり、都内公私立高校受入れ分は前年比500人増の71,100人。都立と私立の受入れ分はそれぞれ300人と200人の前年比増となった。 なお、平成27年度の公立中学校卒業者の進学実績は93.57%。例年の就学実績では都立人数は計画を上回り、私立は下回っている。 入学者選抜に関連する事項では、選抜の公立中学校に対する説明会は10月1日以降を厳守、私立高校が中学校との間で入試相談を行う場合は12月15日以降に実施することなどを合意した。