ドラム式洗濯機の閉じ込めに注意…国民生活センター

 東京都内で洗濯機に7歳の男児が閉じ込められて死亡する事故が6月に発生したことから、国民生活センターでは、子どもが洗濯槽に入れないようにふたを閉め、ふたが開かないようにするよう、注意を呼びかけている。

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 東京都内で洗濯機に7歳の男児が閉じ込められて死亡する事故が6月に発生したことから、国民生活センターでは、子どもが洗濯槽に入れないようにふたを閉め、ふたが開かないようにするよう、注意を呼びかけている。

 横向きにふたが付いている「ドラム式洗濯機」は洗濯物の出し入れに便利な反面、子どもが簡単に中に入ることができる。ふたが閉まると中から開けることができない機種があり、閉じ込められてしまう危険性がある。過去には「洗濯槽の中に入り込んだ際、弟が操作ボタンに触れて洗濯機が動き出し、打撲により死亡」「洗濯槽に落ちて溺死」などの事故もあるという。

 子どもが洗濯槽に入ることができないように、「使っていない時も必ずふたを閉めること」「ふたが開かないようにするチャイルドロック機能を利用する」「チャイルドロック機能がない洗濯機では、ふたにゴムバンドをつける」「ドラム式洗濯機の中に入れば息ができなくなることなどの危険性をよく説明する」といったアドバイスをしている。
《工藤めぐみ》

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