埼玉教委×東大CoREF、教員に向け47校の「協調学習」公開

 埼玉県教育委員会は、東京大学の大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF:コレフ)と連携して研究した授業案を実践する公開研究授業を、県内公立中高47校において実施する。参加対象は、小・中学校、高校、特別支援学校の教員。

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公開授業の開催校および日程
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 埼玉県教育委員会は、東京大学の大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF:コレフ)と連携して研究した授業案を実践する公開研究授業を、県内公立中高47校において実施する。参加対象は、小・中学校、高校、特別支援学校の教員。

 埼玉県教育委員会では、未来を担う生徒に、コミュニケーション能力、問題解決能力、情報活用能力など、これからの時代を主体的に生きるために必要な能力を育成することを目的に、平成22年度からCoREFと連携し、ひとつの課題について生徒が自ら考えグループによる対話で考え方を統合しながら自分なりの新たな考えを導き出す「協調学習」の手法を活用した授業の研究と実践を進めてきた。

 平成27年度からは、「未来を拓く『学び』プロジェクト」として、生徒に異なる課題を事前情報として与えて考えさせてから、異なる情報や考えを持ち寄り、教え合い、理解を深めさせる「知識構成型ジグソー法」による授業改善の深まりと普及を目指しており、95校の研究開発校から394名の教員が参加して授業案づくりに励んでいるという。

 今回の公開研究授業では、県立浦和高校や浦和第一女子高校など県立高校44校と、県立中学校1校、さいたま市立浦和高校、川口市立県陽高校の計47校において、各校が設定した教科の授業公開を実施。9月28日から11月30日の期間中、各校が定めた日程にて行われる。

 当日は、生徒が積極的に学び合うことにより、思考力・判断力・表現力とともに、コミュニケーション能力や問題解決能力を育む授業の実践と研究協議などが行われるという。公開実施校や実施日程などの詳細については、県ホームページにて確認できる。
《畑山望》

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