大阪市こども青少年局は11月6日、インフルエンザや麻しん、風しんなど18種類の感染症について、予防対策などをまとめたお知らせ資料を作成した。感染症ごとに、症状や潜伏期間、保育園・幼稚園への登園の目安などがわかりやすくまとめられている。 大阪市こども青少年局は、子どもたちが教育・保育施設での毎日を楽しく過ごすためには「家庭と施設が、感染症について共通理解を持ち、一緒に見守り、一緒に予防対策に取り組むことが大切である」と考え、教育・保育施設における感染症対策のため18種類の感染症について、お知らせ資料を作成し公開した。 大阪市が作成した「感染症お知らせ一覧表」では、麻しん(はしか)、風しん(三日はしか)、水痘(水ぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、インフルエンザ、咽頭結膜熱(プール熱)、アデノウイルス感染症、百日咳、流行性角結膜炎(はやり目)、溶連菌感染症、感染性胃腸炎(ウイルス性)、伝染性膿痂疹(とびひ)、手足口病、伝染性紅斑(りんご病)、ヘルパンギーナ、アタマジラミ、RSウイルス感染症、マイコプラズマ肺炎の18種類の感染症について、おもな症状や潜伏期間、保育園・幼稚園への登園のめやすなどがまとめられている。 お知らせ資料は「2012年改訂版 保育所における感染症対策ガイドライン」をもとに作成されており、感染症発生時などに、保護者への情報提供に活用してほしいという。