福岡県教育委員会は平成28年度福岡県立中学校および県立中等教育学校5校の志願状況について公開した。もっとも志願倍率が高いのは宗像中学校で5.59倍、ついで嘉穂高等学校附属中学校は4.49倍だった。試験は1月10日に実施され、19日に合格発表する。 出願は11月26日から始まり、12月9日に締め切った。5校中、宗像中学校、嘉穂高等学校附属中学校、育徳館中学校の3校が平成27年度の志願倍率から減少した。倍率がもっとも高かったのは宗像中学校。平成27年に併設型中高一貫校として新設し、初年度の志願倍率は8.08倍と高くなった。平成28年度は入学定員80人に志願者数は447人で倍率は5.59倍と減少している。 志願倍率が増えた門司学園中学校は入学定員120人に対し出願者は265人。出願倍率は2.21倍で平成27年度の2.18倍から微増。輝翔館中等教育学校は入学定員120人に対し志願者は148人。出願倍率は1.23倍で平成27年度の1.17倍から増加している。 受検票は12月16日までに郵送され、試験は1月10日に作文、適性検査、面接が行われる。結果は1月19日に志願者全員に発送される。入学予定者に辞退者が生じた場合は、補欠入学予定者の繰り上げが2月5日までに行われる。