理科カリキュラムを考える会と東海大学教育開発研究所は1月10日・11日、シンポジウム「アクティブラーニングの先に何があるのか?」を開催する。日本の理科教育で培われてきたアクティブラーニングの手法を、どのように活用していくべきかを考える。 2000年12月に発足した理科カリキュラムを考える会は、研究者や教員、市民の力によって理科カリキュラムに関する自主的な研究開発や提案を活性化し、理科教育全体の発展を願っているという。これまで教員らが積み上げてきた優れた実績を集めて共有することで、世界の科学教育に貢献するほか、日本の将来のカリキュラム変更に実際的な影響を与えることを目的に活動している。 今回のシンポジウムでは、諸外国の状況や文部科学省の方針などを学び、これまでの日本の理科教育で培われてきたアクティブラーニングの手法を、どのように活用していくべきかを考える。理科カリキュラムを考える会の会員による国際的な状況の解説や教育実践の紹介のほか、文部科学省の教科調査官による学習指導要領の変化と展望についての話を聞くことができる。 シンポジウム「アクティブラーニングの先に何があるのか?」は、1月10日・11日に東海大学代々木キャンパス2号館1階で開催される。対象は小学校~大学の教員や一般の人で、事前の申込みをメールで受け付けている。定員は100名(先着順)。参加費は事前申込みの場合、一般が3,000円、会員が2,000円、学生が1,000円。当日申込みの場合、一般が3,200円、会員が2,200円、学生が1,000円となっている。 なお、シンポジウムのようすは当日インターネット経由でライブ中継される。◆シンポジウム「アクティブラーニングの先に何があるのか?」日時:1月10日(日)13:00~18:00、1月11日(月・祝)9:00~16:00場所:東海大学代々木キャンパス2号館1階対象:小学校~大学教員、一般定員:100名(先着順)申込み:メールで受付参加費:・事前申込み/一般3,000円、会員2,000円、学生1,000円・当日申込み/一般3,200円、会員2,200円、学生1,000円※詳細は、Webサイトで確認が必要