[追記あり]【センター試験2016】1/16(1日目)全科目の難易度をチェック(5予備校まとめ)…国語は易化

 2016年度大学入試センター試験の1日目が終了した。平均点が気になるところだが、今年の難易度はどうだったのだろうか。東進、ベネッセ・駿台、代々木ゼミナール、河合塾、城南予備校が発表した、科目別難易度を表にまとめた。

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予備校別 難易度「地理歴史」
  • 予備校別 難易度「地理歴史」
  • 予備校別 難易度「公民」
  • 予備校別 難易度「国語・英語」(追記:1月17日8時30分)
 2016年度大学入試センター試験の1日目が終了した。平均点が気になるところだが、今年の難易度はどうだったのだろうか。東進、ベネッセ・駿台、代々木ゼミナール、河合塾、城南予備校が発表した、科目別難易度を表にまとめた。予備校により難化、易化と評価がわかれた科目もある。

 センター1日目(1月16日)に実施された地理歴史(世界史A/世界史B/日本史A/日本史B/地理A/地理B)、公民(現代社会/倫理/政治・経済/倫理、政治・経済)、国語、外国語(英語:筆記/英語:リスニング)について、順に見ていこう。

 難易度はいずれも昨年との比較で示されており、難化は赤、易化は青に色分けした。詳細については、各予備校のWebサイトを参照してほしい。なお、分析未対応の科目は「-」、難易度の掲載がされていない科目は空欄とした。

 地理歴史では、「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」で「昨年並み」が多い。受験生のつぶやきで「易化」がやや目立った「日本史B」について、代々木ゼミナールは「やや難化」、城南予備校は「やや易化」とし、その他は「昨年並み」としている。「地理B」では評価が分かれ、代々木ゼミナールは「難化」、東進が「やや難化」とする一方で、その他は「やや易化」としている。

 公民では、「昨年並み」と「やや易化」の評価が多い。「現代社会」は河合塾の「やや難化」を除き他は「昨年並み」、「倫理」は代々木ゼミナールの「やや難化」を除き他は「昨年並み」としている。「政治・経済」は東進、河合塾、城南予備校は「やや易化」で他は「昨年並み」、「倫理、政治・経済」は東進と代々木ゼミナールが「やや易化」で他は「昨年並み」。ベネッセ・駿台は公民のすべての科目を「昨年並み」と分析した。

 評論問題に「やおい」(注:主に男性同士の恋愛をテーマとした女性向けの二次創作分野を指す同人用語)に関する記述があることで話題を呼んだ国語については、すべての予備校が「やや易化」もしくは「易化」とした。

 英語の筆記は、城南予備校が「やや易化」としているがその他は「昨年並み」。リスニングについて、東進と河合塾は「難化」、ベネッセ・駿台は「やや難化」、代々木ゼミナールは「昨年並み」としており、1日目の全科目のうちもっとも難化の評価が多くなった。

 問題と正解については、大手新聞各社のホームページや予備校サイトで閲覧することができる。

[追記](1月17日8時30分)リスニングにベネッセ・駿台、河合塾の難易度を追加しました。
《田村麻里子》

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