【文科省】多角的に物事を見る力を養う「私たちの道徳」完成…2/14下村大臣会見

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下村文部科学大臣定例記者会見の様子
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 下村博文文部科学大臣は2月14日の定例記者会見で多角的に物事を見る力を養う「私たちの道徳」の完成、そして文科省による竹富町への直接是正要求も選択肢の1つとすることについて発言した。

◆2月14日のテーマ
多角的に物事を見る力を養う「私たちの道徳」完成(00:14~)(03:11~)(08:23~)
竹富町への直接是正要求も選択肢の1つ(06:19~)

※()内に動画の再生時間を記した

・多角的に物事を見る力を養う「私たちの道徳」完成
 文部科学省作成の道徳教育用教材「私たちの道徳」小学1・2年生用、3・4年生用、5・6年生用、中学生用の4種類が完成した。道徳教育の充実に関する懇談会での議論を踏まえ、心のノートの全面改定をした教材であり、心ノートの特徴である書き込み部分の良さを生かしながら、国内外の偉人や著名人の生き方に関する読み物、名言・格言を充実させたという。

 また、児童・生徒のの発達段階を踏まえつつ、いじめ未然防止の観点や礼儀・マナー、伝統文化に関する内容の充実、情報モラルをはじめとした児童・生徒を取り巻く環境の変化などが盛り込まれている。

 同教材については4月の新年度より全国の小中学校で使用できるよう配布。各学校の道徳の時間をはじめとする授業において、より活用しやすい内容とするとともに、家庭や地域の活動でも利用できるような構成となっているという。教材を使うことにより、教師が一方的に教えることではなく、さまざまな考え方があることを認めつつ、子どもたち同士があるべき姿や、自分の考えなどを議論することができるように工夫されているようだ。

 さらに会見では、以前大臣が読んだ広告の内容を提示しながら、多角的な面から物事を捉えることが重要という視点を説明。「この冊子の活用を通じ、自分でしっかりと考え、また友だちや家族との話し合いをしながら社会のルールやマナー、規範意識を身に付けるとともに、人としてよく生きることはどういうことかについて考えを深め、高い志や豊かな情操、さらには人生を自ら切り開く力を養ってほしい」と願いを語った。

・竹富町への直接是正要求も選択肢の1つ
 先日行われた沖縄県教育委員会の定例会において、文科省から指示を受けた是正要求についての今後の対応が協議されたが、結論が先送りとされた。県教委には竹富町に対し是正要求を行う法律上の義務があるにもかかわらず、4か月以上経過した現在も行われていない状況だという。

 来年度に使用する教科書が配布されるまでに違法状態が解消されることが重要だとし、その意思決定が停滞している現状を踏まえ「文科省が竹富町に対し直接是正要求を行うことも選択肢の1つだ」と述べた。この問題に対しては引き続き沖縄県教委が責任を負っており、今後の対応をみて状況判断をしていくという。


《田邊良恵》

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