大妻中野、1人1台環境でマンツーマンオンライン英会話授業開始

 オンライン英会話サービスなどを運営するキュウ急便と、リソー教育グループのプラスワン教育は共同で、大妻中野中学校・高等学校の授業内でマンツーマンオンライン英会話の提供を2016年4月より開始する。

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 オンライン英会話サービス「QQイングリッシュ」などを運営するキュウ急便と、リソー教育グループのプラスワン教育は共同で、大妻中野中学校・高等学校の授業内でマンツーマンオンライン英会話の提供を2016年4月より開始する。

 大妻中野中学校・高等学校では、英語によるコミュニケーション能力および表現能力の養成を英語教育の柱とし、キャリアプラン実現に必要な英語力の習得を目指している。スピーキングで重要なアウトプットの部分をICT活用によって補うことを検討し、オンライン英会話の導入が決定したのだという。

 これまでは全教室で電子黒板を活用してきたが、2016年度よりタブレットを生徒1人1台整備し、マンツーマンの英会話レッスンを開始する。レッスンは週1回、英語の授業内で行われ、中学1年から高校2年までの全生徒 約1,300名が受講する。各教室内でWi-Fiネットワークを使い、最大40名が同時に受講できる。

 4月からの導入に先駆けて、先日、中学1年生がデモレッスンを体験した。デモレッスンに立ち会った先生によると、「誰もが頬を紅潮させながら『とても緊張したけれど、英語が通じた時の嬉しさは感動的で、もっと力をつけるために本気で勉強しなければと心から思いました』と興奮気味に語っていた」という。

 なお、大妻中野中学校は2016(平成28)年度の中学入学選抜試験(2016年2月実施)に「英語」を受験科目とする入試回を新設しており、今後中学・高校でますますの英語教育推進が行われる見込み。
《外岡紘代》

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