神奈川県教育委員会は2月16日、同日に実施された公立高校全日制課程入試「理科」において出題に誤りがあったと発表した。受検者全員を正答として扱い、全員に3点を加点することを決めた。 出題ミスが発覚したのは、2月16日に実施された神奈川県公立高校全日制課程の学力検査「理科」の問題の問3の(ウ)。水中で生活する5種類の生物に関してもっとも適するXとYの組み合わせを1つ選ぶ問題において、選択肢の「4」を正答としていたが、「2」も正答であることが判明し、正答が2つあることになった。 採点上の取扱いとして、「理科」問3の(ウ)については、受検者全員を正答として扱い、全員に一律3点を加点する。採点予定日は2月19日、合格発表は2月29日となっている。 神奈川県教育委員会によると、16日午後5時過ぎに、県民から当該の問題について正答が2つあるのではないかという指摘を受け、出題ミスが判明した。