北海道で暴風雪、3/1夕方ピーク…公立高校30校が卒業式延期

 発達した低気圧と冬型の気圧配置の影響で、3月1日は北日本を中心に大荒れの天気となっている。北海道では1日夕方にかけて暴風雪のピークとなる見込みで、1日に予定されていた公立高校の卒業式は30校で延期となった。北海道では、3日に公立高校入試が予定されている。

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  • 1日の全国の天気(1日12時発表)
  • 気象警戒・注意報(1日12時45分発表)
 発達した低気圧と冬型の気圧配置の影響で、3月1日は北日本を中心に大荒れの天気となっている。北海道では1日夕方にかけて暴風雪のピークとなる見込みで、1日に予定されていた公立高校の卒業式は30校で延期となった。北海道では、3日に公立高校入試が予定されている。

 気象庁予報部が1日午前5時13分に発表した気象情報によると、1日は北日本を中心に雪を伴った非常に強い風が吹き、海上は大しけとなる見込み。暴風、猛吹雪や大雪による交通障害、高波に厳重な警戒が必要とされている。

 札幌管区気象台が1日午前11時8分に発表した気象情報によると、2月29日から3月1日午前10時までの最大瞬間風速は、日高地方えりも岬で41.0メートルを観測。オホーツク海側と太平洋側東部では1日夕方まで、北または北西の風が雪を伴い、非常に強くなる見込みとなっている。

 この影響で、北海道内の一部の小中学校や高校などでは臨時休校の措置がとられた。北海道教育委員会によると、1日午前10時の時点で公立学校(幼稚園を含む)の臨時休校は517校。公立高校30校では、1日に予定されていた卒業式が延期となった。札幌市立小中学校では、登校時間を2時間繰り下げる対応がとられた。

 北海道では、3月3日に公立高校入学者選抜の学力検査が行われる予定となっており、影響も心配される。
《奥山直美》

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