前期日程・後期日程の選抜から「一般選抜」へ一本化され、初めて迎える大阪公立高校入試。リセマムでは、大阪府公立高校入学者選抜の志願者数や倍率、受験生への直前アドバイスを紹介する。◆平成28年度大阪府公立高等学校入学者選抜の実施日程一般入学者選抜 全日制出願期間:3月2日(木)・3日(金)・6日(月)学力検査:3月9日(木)合格者発表:3月17日(金) 大阪府教育委員会は3月7日、平成28年度大阪府公立高等学校入学者選抜(一般入学者選抜)の締切日出願状況と倍率を公表した。一般入学者選抜は募集人員43,475人に対し志願者数は50,264人で、出願倍率は1.16倍。実施校がある場合、二次入学者選抜は3月22日(水)に出願を受け付け、3月22日(水)に面接試験を実施する。◆志願者数や科ごとの志願倍率 学科別の志願者数や倍率は、総合選択制を含み、単位制高等学校を除く普通科が募集人員28,993人に対し志願者数が32,094人で1.11倍。実施校数は101校。クリエイティブスクールを除く総合学科は13校で実施され、志願倍率は1.10倍。総合学科(クリエイティブスクール)は2校で実施され、1.03倍。◆全日制課程各学校・学科の確定倍率…茨木1.51倍、北野文理学1.20倍など 各学校の倍率はそれぞれ、茨木(普通・文理学)1.51倍、北野(文理学)1.20倍、天王寺(文理学)1.30倍、三国丘(普通・文理学)1.42倍、四條畷(普通・文理学)1.54倍、大手前(普通・文理学)1.46倍、高津(文理・文理学)1.51倍、岸和田(普通・文理学)1.23倍など。◆「必ず合格できます」…見直しは簡単な問題を中心に 大阪府の高校入試に詳しい第一ゼミナールを運営するウィザス情報企画室室長の高澤隆一氏は、入試当日について「解けない問題は必ずあります」とコメント。高澤氏によれば、今までできなかった問題を入試当日に解くことは難しいため、「大切なのは、解ける問題を必ず正解すること」。見直しは簡単な問題を中心に行い、計算ミスやスペルミス、解答欄がずれていないかなどをチェックする。「当たり前のことが本当にできているか、しっかり見直しましょう。そうすれば、必ず合格できます。」とアドバイスしている。 高澤氏による詳細な2016年の高校入試の変更点や解説、受験アドバイスは「【高校受験2016】大きく変わる大阪公立高校入試、志望校選択に影響…第一ゼミナール」で閲覧可能。