【GW2016】5/6深夜みずがめ座η流星群、広範囲で観測のチャンス

 ウェザーニューズは、みずがめ座η(エータ)流星群が出現のピークとなる5月6日深夜の天気を発表した。北・東日本の太平洋側や西日本の日本海側では高気圧に覆われ、流星群の観測を楽しめそうだ。24時間ライブ放送番組では、6日午後11時から特別番組を放送する。

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5月6日深夜の天気(4月27日時点の見解で作成)
  • 5月6日深夜の天気(4月27日時点の見解で作成)
  • 「SOLiVE24」では、6日午後11時から特別番組を放送
  • ビクセン「ソラリラII」
 ウェザーニューズは、みずがめ座η(エータ)流星群が出現のピークとなる5月6日深夜の天気を発表した。北・東日本の太平洋側や西日本の日本海側では高気圧に覆われ、流星群の観測を楽しめそうだ。24時間ライブ放送番組では、5月6日午後11時から特別番組を放送する。

 国立天文台によると、みずがめ座η流星群はハレー彗星が宇宙に残したちりに地球が公転で近づき、ちりが大気圏に入ることで流れ星として観測される流星群で、毎年GWの時期に観測されている。南半球では1時間に50個程度流れる大型の流星群として知られており、今年は日本でも月明かりの影響が少なく好条件になるという。東の空に見えるみずがめ座付近から四方に、特に下から上に向かって光がのびるようすが観測できる。

 みずがめ座流星群がピークを迎える6日深夜から7日早朝は、北・東日本の太平洋側や西日本の日本海側では晴れる予報。北・東日本の日本海側と西日本の太平洋側は雲が多くなるため、雲の隙間からの流星観測になりそうだという。沖縄は前線の影響で雲が多く、先島諸島では雨の可能性もあり流星観測は難しい天気になりそう。また、昼間と夜間の気温差が大きくなるため、観測の際は上着を用意することをお勧めしている。なお、予報は4月27日時点のもので、高気圧の位置次第で、流星を楽しめるエリアは変わる可能性もある。

 24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」では、6日午後11時から特別番組を放送。ニュージーランドと日本から、流星の生中継を予定している。番組は、インターネットサイト「ウェザーニュース」や、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「SOLiVE24 Ch.」、テレビ(BS 910ch)、You Tube「weathernews」、ニコニコ生放送で観ることができる。PC無料アプリ「ソラマド」では、ほかの視聴者とチャットを楽しみながら流星を観ることができる。また、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「流星キャッチャー」に登録した人には、翌日にニュージーランドと日本のまとめ動画が配信される。

 今日は観察に便利な天体グッズも発売されている。総合光学機器メーカーのビクセンは4月28日、星空観測用ベッド「ソラリラII」を発売した。簡易ベッドやベンチとして使える「ソラリラII」は、座ったり寝転がったりして星空を見上げることができるため、リラックスして長時間の観察を楽しめる。「星座早見盤」や「LEDコンパス」など、流星観測に役立つアイテムも付属している。価格はオープン価格。
《外岡紘代》

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