日本電気(NEC)は、画面上に文字や図を直接書き込むことでコミュニケーションを活性化できる、学校や会議での使いやすさに配慮したタッチパネル内蔵ディスプレイ65型電子黒板「液晶ディスプレイ版Brain Boardセットモデル」を6月22日に発売する。 「Brain Boardセットモデル」は、タッチパネルディスプレイ、キャスター付きスタンド、手書き機能に優れた電子黒板用ペンソフトなど電子黒板に必要な機器をすべてセットにした新製品。 ディスプレイには、安全性と視認性に配慮した65型タッチパネルを採用しており、滑らかな指滑りの片面AGコート処理や衝撃やキズに強い4.0mm厚の保護ガラスを使用。キズが付きにくく、外光の映り込みを抑えた明るい場所でも見やすい画面を実現した。 また、赤外線遮断方式のタッチセンサーを採用しており、多点入力が可能なアプリケーションでは「タップ」「ダブルタップ」「ピンチ」など最大10点のマルチタッチジェスチャーが可能。複数で同時に書き込むことができ、専用電子ペンは不要。添付のスタイラスペンや指、手袋をした状態でも操作することができる。 そのほか、USBメモリに保存した動画や静止画を再生・表示できるUSBメディアプレーヤ機能や、映像機器との連携操作ができる機能にも対応。今回は、「液晶ディスプレイ版Brain Boardセットモデル」とあわせて、ディスプレイ部分のみの「65型タッチパネル内蔵パブリックディスプレイ」も発売。価格はともにオープン価格、6月22日出荷開始予定。