武蔵野大学は、国際バカロレア教育について理解を深める講座「国際教育プロフェッショナル教員養成プログラム」を、8月6日から26日にかけて実施する。募集定員は各日程25名まで。教員免許や教職経験は不問。1日単位の受講も可能。 国際バカロレアとは、国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラム。文部科学省では、グローバル人材育成などの観点から国内の国際バカロレア認定校を増やす取組みを進めており、国際標準の教育への理解を深めるとともに、国際感覚を身に付けた教員の養成が課題となっている。 「国際教育プロフェッショナル教員養成プログラム」は、国際教育プロフェッショナル教員を養成するために武蔵野大学が独自に実施するプログラム。国内外の多くの教育機関で採用されている国際バカロレアについての理解を深めるとともに、21世紀型スキルを育成できる教員を養成するための講座。 講座を履修し全課程を修了すると、学校教育法第105条の規定に基づき「国際教育プロフェッショナル教員養成プログラム」履修証明書が授与される。また、講座のうち「21世紀型スキルの育成」講座(Intel Teach Elements Project-Based ApproachおよびIntel Education Transforming Learning with One to On) の修了者には、Intel社から受講証明書が授与される。 プログラムは、武蔵野大学千代田サテライト教室での講義演習、および事前学習・事後学習の構成。事前学習・事後学習は、ともに自宅などでEラーニング上の課題に取組み、その学習の成果を提出する。講義は、千代田女学園中高で実施しているブレンディッドラーニングとなる。全講義は120時間で、Part 1(国際教育の理解)またはPart 2(21世紀型スキルの育成)のみの受講、あるいはPart 1(国際教育の理解)の1日単位の受講も可能。 募集定員は各日程25名まで。教員免許や教職経験は不問だが、受講資格の要件を満たしてしていることが必要。受講資格の要件や講座内容は募集要項で確認できる。 受講料は全課程履修の場合10万円。Part 1のみ、またはPart 2のみ受講する場合5万円。部分受講(Part 1のみ対象)の場合1日あたり6,000円。なお、講座の全課程を修了し、要件を満たしている受講生には、厚生労働省から教育訓練給付金として1名あたり2万円が給付される。 申込みは、武蔵野大学Webサイト内生涯学習のページから申込用紙をダウンロード、必要事項を記入し、申請に必要な書類とともに郵送する。武蔵野大学生涯学習システムを初めて利用する場合は、事前に会員登録が必要。申込締切りは6月30日。応募者多数の場合抽選。◆国際教育プロフェッショナル教員養成プログラム講義演習日程:8月6日(土)~8月26日(金)※上記のうちPart 1「国際教育の理解」8月6日(土)~8月15日(月)/Part 2「21世紀型スキルの育成」8月18日(木)~26日(金)※Part 1またはPart 2のみの受講、あるいはPart 1の1日単位の受講も可能講義時間:9:00~16:10(休憩含む)会場:武蔵野大学千代田サテライト教室定員:各日25名申込み:武蔵野大学Webサイト内生涯学習のページから申込用紙をダウンロード、必要事項を記入のうえ申請に必要な書類とともに郵送受講料:全課程履修10万円/Part 1のみ、またはPart 2のみ受講/5万円/部分受講(Part 1のみ対象)の場合1日あたり6,000円※講座の全課程を修了し、要件を満たしている受講生には厚生労働省から教育訓練給付金として1名あたり2万円が給付される申込締切:6月30日(木)※応募者多数の場合抽選(全課程受講者を優先)申込方法:武蔵野大学生涯学習システムを初めて利用する場合は事前に会員登録が必要事前学習課題公開日:7月6日(水)※8月5日(金)までに課題提出事後学習課題公開日:8月27日(土)※9月28日(水)までに課題提出※講座の全課程修了者には「国際教育プロフェッショナル教員養成プログラム」履修証明書、「21世紀型スキルの育成」講座修了者にはIntel社から受講証明書をそれぞれ授与